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詩帖拾遺  作者: 坂本梧朗
2000年代

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その1 落着く   読書

  落着く

               

落着くとは

テレビを見ることだと

いつ頃から

習慣づけられたのか

腰を下ろすと

手は自然に

リモコンのスイッチを入れる


画面に見入っていれば

何も考えなくてすむ

それがリラックスだから


落着くとは

自分を忘れることなのか

そのために

テレビはあんなに

面白おかしいのか      


スイッチを切ると

ブラウン管に映る

己の姿

眺めておれば

浮かび上がる

その面白おかしさに           

顔を顰める


それをしも

落着くとは言う




   読書

               

本を読む

出勤と帰宅の電車の中で

もう十数年来


それが近頃

神経にこたえるようになった


つまらぬことに囚われる

キーンと頭が痛みだす

気持ちに張りがなくなって

あっちこっちにひっかかり

ペキパキ折れる


電車の中くらい

ぼーと

寛いでいればいいのに

            

いつも風が吹き抜けている

高原のようにさわやかな頭の中

確かにそれは憧れだ

必要でもある

生きる上で


しかし読書はやめたくない

これもまた

生きるための糧


老いてきたのかな










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