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第三章地球編 信長vs. サタン サタンvs. サタン お市の方復活

サタン(佐藤)とルシファーに助けられた信長は

関東地方におこった大震災をやっとの思いで

被害を最小限とどめ力を使い果たした

二人の前に現れた本当の敵サタン(フロイス)に

戦いを挑むのだった

関東を襲った大震災の被害を 

最小限に押さえた私とルシファーだったが

 

力を使い果たし 


その場に抱き合いながら

倒れてこんでしまっていた


何処からかその姿を見ていたのであろう

倒れこんだ二人を倒しに


この世界のサタンと言われている

男が現れた


そして二人に渾身の力を込めた

攻撃魔法で焼き付くそうとした


しかしその瞬間サタンの顔色が

変わるのが手に取るように解った


そうなる事を見計らった様に信長が現れて

私達の窮地を救ってくれる


サタンの攻撃を自分の攻撃で

相殺したのだ


「うぬは、昔から変わらんのう、

卑怯な手ばかり使いおる

そこに倒れておられる


真のサタン殿とルシファー殿には

指一本手出しはさせぬ!」


信長の後ろには

三十体程のケルベが連なっていた


サタンも信長は不気味だった


一度命を狙ったときに自分の

魔法が全ての跳ね返された

経験があったのだ


サタンは五百体程の魔物を召喚した、

信長の唇が笑みを浮かべた


そして信長も五百体程の魔物を

召喚させてサタンに襲いかからせた

信長とサタンの魔物が

ぶつかり合うかと思った瞬間

 

サタンの召喚した魔物が

信長の魔物と一緒になって

サタンに襲いきってきた 


あり得ない事が起こり

気を抜いていたサタンに


合わせて千匹の魔物が襲いかかった


サタンは瞬く間に引き裂かれ

左腕と左羽が食いちぎられた


「なせだー!」


サタンが叫んだ!


信長は攻撃の手を緩めなかった

苦しむサタンに

赤い光を浴びせかけた


次から次へと遅い来る魔物に

幾つもの傷を追わせられる


しかしサタンの傷が再生しない!


いや再生のスピードが

極端に遅くなっている


これはルシファーの再生魔法を

私なりに分析して改造し

再生が極端に遅い魔法に改造したのだ


その魔法を信長は

サタン(佐藤)から寄与されていたのだ


それがさっきの

赤い光だったのだ


片腕、片眼、羽も無く身体中深く

傷ついたサタンが長い詠唱を終えると

身体中から毒の瘴気を発生させた


魔物たちはたちまち

瘴気に当てられて

倒れ始めると地中へと帰っていく


しかし瘴気は私と信長と

ケルベに守られたルシファーには

効いてはいなかった


信長は自分の法力を

腕の中に集めると

輝く一本の刀を作り出した


そしてサタンめがけて

斬りかかった


サタンの右腕が飛んで無くなった


その腕をケルベが直ぐに

身体の中に入れて溶かしてしまう


サタンはその光景に怯えた


『あいつに飲み込まれたら

ひとたまりも無い!

一瞬で溶かされてしまう!』


サタンは最上位の

火炎の魔法を放った


その時!


私とルシファーの周りに

障壁が張られた


そして信長とケルベにも

障壁は張られてた


辺りは火の海になったが

私達はどうやら無事の様だ


中々やるようになりましたね

信長公も


サタン(フロイス)は身体が

再生しないので魔力も

本気で使えないのだろう


両腕が無くては

まして支える足は

至る所が食いちぎられている


立っていること事態が不思議だ


そのサタン(フロイス)に

向かって信長が斬りかかる


避けきれずに何度も深手の傷を負うが

雷属性の魔法を打ちまくってる


サタン(フロイス)だけあって魔力は高い!


当たったらかなりの

ダメージは食らうだろう


辺りに散らかる鉄製の

看板や鉄筋の、

欠片を信長に飛ばす!


信長が切り刻む、

その時その切り刻んだ金属に向かって

大型の雷属性の魔法を放った


信長に向かって

巨大なエネルギーの雷が落ちる.....


何と信長はその雷を

刀でめった切りにした


雷のエネルギーを

刀のエネルギーが上回ったのだろう


信長がサタン(フロイス)の首を

取りに行った


だが!その時信長の刀を

一筋の銀の閃きが振り払った


サタン(フロイス)不敵に笑いだした


「ワッハ、ハ、ハ!よく見ろ 

俺を守った そこの者を!」


信長はサタン(フロイス)の前に

立つ奴を見据えた


そして信長は眼を丸くして

涙を流しだした 

刀はその腕から落ちた

身体が震えて止まらない、

何度もその人物を見直し顔を歪める


彼の前に立っていたのは、

信長が愛してやまない

紛れもない 何度も抱き締めあい

何度も泣きあったお市の姿があった


赤い眼をしたお市の方が薙刀を

持って立っていたのだ


「それ見ろ!お前の大切な妹 

嫌!恋人のお市様だ


お前の動きが怪しかったので

お市の寝込みを吸血鬼達に

襲わせたのだ


私の親指の欠片を

大切に守ってくれたのが

お前の妹だ


永遠の命を得た

お市は私を復活させるのが

役目だったが


お前がこんなに力を

着けていたのは誤算だった


だが!

お市を吸血鬼にしといて

正解でしたね


こいつは今は吸血鬼、

私の言う事しか聞かない

嫌!聞けないんですね....!


さぁ最愛の人に

殺されるがいいです....!」


信長は覚悟を決めたようだ


さすがにお市には

手は出せないだろう


お市か信長に斬りかかる

信長はがっくりと膝を落とす


その瞬間ケルベが

お市にまとわりつく


そしてお市を包み込んだ

お市の赤い目は黒く変わり

そのままケルベの中で眠りについた


それを見ていた

サタン(フロイス)はケルベに

炎の球を投げつける


しかしその球を

信長の刀が二つに割った


怒りに満ち足りた

信長の顔がそこにある


刀を振り上げ

サタン(フロイス)に迫るが


「これを見た前 信長公」


サタン(フロイス)の前に

赤い玉が浮いている


そしてその中には

動く心臓が入っていた


そしてその上には

木の杭が浮かんでいる


「これはお市の方の

心臓です まだこの様に

動いておりますですが


この上にある木の杭が

心臓を貫くと


たちまちお市の方は灰に変わります

けどよろしいかな?」 


信長は震えながら刀を下ろす


「では、その刀で

ご自分の腹を切りなさい!

武士の情けです...アッハハハ!」


信長は覚悟を決めて

その場に座り込んだ


「駄目だ!...死ぬな信長殿!」


私はやっとの思いで

立ち上がるともう一人の

サタンを見つめた


「私と取り引きしませんか?


その心臓と何かを

交換しません?」


もう一人のサタン(フロイス)は考えた!

そして取り引きに応じた


「では!再生能力を

元の速度に戻してもらいましょう!」


「では心臓をこちらに

よこしてください!」


サタン(フロイス)は不満そうに


「そちらから先に

私の再生能力を戻しなさい!」


私は言い返した


「どうみても貴方を信じる事は

出来ませんよね


契約を守るのが悪魔ですが

貴方をそう言う悪魔と認める事が

出来ないぐらい


自分でお分かりでしょう


私は悪魔、

大魔王サタンです...貴方とは違う


だからこそ悪魔の契約は絶対です

さて信じるかは貴方にお任せしますね」


彼は笑いだすと

私に赤い心臓の入った玉を飛ばしてきた


私はそれをしっかり掴むと

彼に青い光を浴びせた 


『契約成立!』


サタン(フロイス)はみるみる内に

身体が再生し始めた

「ハ、ハ、ハ、....!

力がよみがえり沸き上がる!」


十分もすると身体が再生していた


私の胸で寝ていた

ルシファーの腕に力が入り

握りしめてきた


ルシファーもやっと

少し力が戻った様で立ち上がり

私に優しい瞳で見つめる


そして力を振り絞り

私に回復魔法をかけた


わたしも力が元に

戻ってきた様だ


私は再び

彼に取り引きを持ち出した


「どうしますか?

私達と戦いますか 


多分勝てませんよ

それより取り引きをしませんか


私の願いは

もう私達に近づかない事と

私達に手を出さない


この二つです!


この願いと貴方の願いを

交換しませんか?」


もう一人のサタン(フロイス)は

考えているようだ


確かに戦ったら

勝てる可能性の方が低いのは

分かってるはず


彼が願いを言ってきた


「それでは貴方が持っている

最大の魔法と交換って言うのは

どうですかね?」


私はあるとてつも無い

魔法を完成させていた


そしてそれは相手に渡しても

私も発動ができる

魔法である


しかしその魔法は最強である


『契約成立!』


サタン(フロイス)は凄い力が

自分に入ったのが解った


「確かに凄い魔法の様ですね

試してみますか?」


私は慌てて

「ここで今しなくてもいいのでは!」


しかし彼は聞く耳を持たなかった

さっそく自分の中に入った


凄い魔法を

使いたくてたまらなかった


サタン(フロイス)は眼をつむると

しばらく力をためている....


そして強く指を鳴らした....!


「うぉーお、お、お、ー

じ、時間が戻っていく....!」


今、時間が逆に戻りはじめた


太陽か止まり逆に動き出した


『さて!どのぐらいもつかな?』


サタン(フロイス)の様子がおかしい


「うゎわ~ま、魔力が足りない、

魔力が無くなる


うゎー私自身が無くなる。

消えてしまう......!」


そういうとサタン(フロイス)が

消えて無くなった


跡形もなくなった....

存在が無くなったのがわかる!


本当に全ての空間から消え去った


天界(と思われる所)に私が

行って色々な能力を授かった


私が時間を戻せる能力を

もらえるか聞いた時に


即座に駄目だと言われたのだ


時間を戻すと言う事は

宇宙空間全てを巻き戻すと言う事らしい


太陽や地球の自転さえ逆に回す

魔力がどれ程の物か


それが全宇宙となると


その能力を与えるだけで

身体が能力を支えられずに

消滅してしまうと.....


私は戦闘の時に


自分のスピードを早くする

魔法を何度も改造して

試行錯誤しながら

この魔法を作り出した


でも使う事の出来ない魔法

しかし私の魔法の中では


一番凄い魔法である事は

間違はない...!


それを彼に与えたのだ


その為彼は魔力を使いすぎ

肉体まで奪われて

消滅してしまったのだろう


私の情報収集の能力が

そう教えている


『終わった...後は

お市の方を戻さないと!』


これは完璧に上手くいく

可能性は低いがやるしかない


お市の方に隷属の能力を

使い私の言う事を聞かせる


信長が心配そうに見ていた


まずお市殿に吸血鬼の能力と

命の葉五十枚分の生命力を

交換させる


すると

お市殿から吸血鬼の力が

無くなって行く


しかしそのあいだ生きていた

生命力が消えて行き

灰になりかけるが


新たな生命力が

お市の方に入って行く


そして吸血鬼のお市殿に

変わって信長が愛した


二十歳の若さの 

お市殿がそこに立っていた


信長はお市を見つめて

涙か止まらないようだ


お市も信長を

信じられない様に見つめ

瞳を潤ませている


「お市、逢いたかった、 

本当に逢いたかった


もう離れなくて良いのだ!

私のお市

愛してるお前だけを永遠に」


「吉殿本当に吉殿何ですね!

悪い夢を凄く永く見てた様です


お慕いしております!

貴方無しではお市はいきられません

愛してます、

どうかお側においてくださいませ!」


『二人は本当に永く抱き合って泣いていた

 

 これからは永久に二人で居られますからね

 幸せになって下さいね....!』





























































お市の方を再び信長の前に表せるのは

この方法しか思い付きませんでした

稚拙ですが読んで下さりありがとうございました

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