第4話 お買い物と猫村くん
間宮のお家
「...ふぁああ」ピンポーン
『はーい!』
ガチャ
「あらー、猫村くんじゃない!どうしたの今日は?」
「あ、間宮のお母さん。えっと........」
「?」
「と、とりあえず警察を呼んで下さい...」
「...はは、海くんね?かーいー!猫村くんが呼んでるわよー!」
『...今行くー!』
数分後
「ん?猫村、どうかしたか?」
「...さっきまで寝てた?」
「鋭いな...ふぁあ、眠いんだ。昨日妹と遊んだからさ...で、用事は?」
「買い物付き合って。」
「...は?」
★?
「...スーパーの名前変わったんだな。」
「そうだよ...」
スーパー名 「カマボコ」
「「...」」
「...とりあえず行こうか。」モグモグ
「おうって何食ってんだ!?」
「KA★MA★BO★KO!」モグモグ
「...スーパーカマボコだけにか...てかそれ...」
「ん?」モグモグ
「それどこから取ってきたんだよ」
「ん?間宮のお家から盗んだけど?」モグモグ
「おい」
★!
「...で?買うものはなんだ?」
「ん...これ」メモどうぞ
「これか...何々?」メモありがとう
絶対に買わないもの
・マタタビ
・おもちゃ
・猫缶
・納豆
「...え?」
「ふぁああ、どうかしたの?」
「これ絶対に買わないものリストだろ。はい、買うものリスト出す」
「...ふぁああ」
「あくびじゃねぇよ!」
やっぱりこいつ、ムカつく...
「間宮、一つ言っていい?」
「なんだ?」
「...そんなメモどこにもないよ?」
「...ちょっと買い物袋見せろ」ガサゴソ
☆(少し時間が経って...)
「....猫村、覚えているんだよな...」
「ん?そんなの...ふぁああ...知らないよ。メモなんて無くしたこと一度もないし.....ふぁああ」
「...猫村、買うものはなんだ。一つだけでも思い出せるか?」
「んー、とりあえず中入ろうよ。中に入ったらもしかしたら思い出せるかも知れない」
「お!まともな意見だな」
「外寒い」
「そっちかい!」
お惣菜コーナー
「野菜はいると思う...ふぁああ」
「おう、で、俺荷物係だからあまり重いものではないだろ。もともと猫村が買うんだから」
「...ゾウとか?」
「それ野菜じゃねぇ。動物だよ」
頭の中がどうなってるか見たいな...
...いや、見たくない。寝ることしか考えてなさそう
ピッコン!
「ん?...妹からメー...ふぁああ」
そこはちゃんと話せよ
「で?メールの内容は!」
「...買い物リスト家に忘れてるよ?...だって」
「全部お前のせいじゃん」
「...日当たり良いところない?」
「直ぐに楽になれる場所探すな...」
ざわざわ...
「にゃ?なんだろう...」クンクン
「ん?この匂いは...」
「「ソーセージ!」」
「おお!やっぱりソーセージの焼く匂いだぁ!にゃあ!」
「うるせぇよ。...試食できるらしいぞ」
「ふぁああ!食べるー!」パクっ
すげぇ勢いで食べとる...
一人二個だけだぞー
「ん!これは...」
「ん?どうした?異物混入で喉につまって死んだか?」
「な、なんだこりゃ!一口噛んだ瞬間、肉のお汁さんが口の中に広がって、ソーセージの柔らかいジューシーなお肉がぁ...上手くて死ぬ...これ買う。」
「買い物リストを無視していった...」パクっ
「!?」
「えへへ、どうだ!...ふぁああ」
「う、うめぇ...なんだこれ...まさしく世界一愛した女性の口づけや~!」
「...間宮らしくない...」
「らしくなくてごめんな!」
☆
ここからハイライト!
動物の餌コーナー
「ね、猫缶だぁあああああ!」
「買わないものリストに載ってるぞぉおおお!」
お惣菜コーナー 東
「キャベツ買うと思う」
ざわざわ
「間宮!いっきまーす!」
☆
「あ、財布どこだっけ」
「無くすなよぉおおお!」
★
「で、結局買ったのは...」
「...キャベツ1玉...ふぁああ」
「しかも払った代金は...」
「98円!やったぜー!...ふぁああ」
「もう夜だぞ...ふぁああ」
「ああ、そうだね...ふぁああ」
「「ふぁああ」」
似た者同士...
「んじゃ、解散で...さすがにキャベツ1玉は持てるよな?」
「うん。それぐらい持てるよ...ん...ん?...あれ?これ...」
「どうしたの?」
「...これ10トンあるんじゃないの?」
「持てないんかい!」
こうしてお買い物は終わったのであった
ちなみにキャベツ1玉で合ってたらしい...
次回の猫村くん
どうも、猫村です...
キャベツってあんなに重いなんてしりませんでした...ふぁああ
次回は僕が初恋をします...なので相談します...
次回
「恋をした猫村くん」
ちなみにこの日の神崎さんは僕の写真でしてることをゲフンゲフン
んじゃ、またねー...ふぁああ