表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/140

第1話 転校生と猫村くん

私の名前は神崎結衣かんざき ゆい

今日からこの神ヶ丘高校の生徒になります!

親の都合でこの神ヶ丘地区に引っ越してきたの。

それで、まずは先生に挨拶をしてこよう!


コンコン

「失礼します。今日から転校してきた神崎です。えっと、松村まつむら先生はいますか?」


「ん?おう、ここだ。来てくれ」


私は松村先生の机の前まで行く

松村先生は机の引き出しから書類を取り、見る


「えっと...君のクラスは俺が担当している2-1だ。2階にある。カバンは?」


「あ、今持ってます。」


「じゃあ行くか」


職員室を出て、階段を昇る

階段から少し遠いところに2-1があり、その前で待つように言われた


「き、緊張するなぁ...」


すると松村先生から呼ばれる


「じゃあ、入って来てくれ」


私はドアを開け、教卓の隣に立ち、自己紹介をする


「えっと、どうもはじめまして。私の名前は神崎結衣です。好きな物は猫です。よろしくお願いします!」


教室内は拍手に包まれる

松村先生から席をことを聞き、席に座る。

その時は気づかなかった

隣にいた猫さんのことを...



     ★!



「ねぇ、猫好きなの?」


隣にいる人に声を掛けられた

そういえば隣の人って誰だろう

緊張し過ぎて見ていなかった...


「あ、はいそうなんです。猫が....あ、ああ、ね、ねねね、ねね、猫!?」


そこにいたのは猫耳を付けて...いや、猫耳と尻尾も付けている人が、うつ伏せでこっちを見ている。


「ん?どうかしたの?」


「え、いや、この学校って猫耳とか大丈夫なの!?それとも誰かのイタズラなの!?」


「どうかしましたか?」


また別の人に声を掛けられる

後ろを向くとメガネを掛けているとても優しそうな方が話し掛けてきてくれた


「あ、僕はクラスのまとめ役の間宮です。猫村くんがどうかした?」


猫村くん

それがこの人の名前か...


「猫村くんって名前に猫ってついてるからって学校に猫耳とか持ってきちゃいけないんたよ?」


そう言うと反応したのは猫村くんじゃなく、間宮くんだった。


「神崎さん。猫村くんはこのままでいいんだよ。」


「え?でも...」


「いいんだって。彼は生まれつき...」


その時、猫村くんが立ち上がり... バタン!


「!猫村くん!?」


でもクラスのみんなはクスクス笑ったり、またかーなどと言っている。

間宮くんも「いつもより少し早いな...」と言い、猫村くんをおんぶする。


「えっと、どういうこと?」


「ああ、詳しい話は保健室に着いてから話そう。とりあえず今は猫村くんを保健室に連れていこう。」


「え、あ、うん!」


猫村くん...一体君はなんなの?

次回の猫村くん!


どうも猫村です。

倒れた僕は保健室に運ばれました...ふぁああ

もう寝ていいよね?


次回


「保健室と猫村くん」


...とりあえず眠いんじゃぁああ~...ふぁああ...ふぁああ...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ