表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/15

空中庭園の天遣 1


「下界の人間が庭園にくるらしい」


「下界から!?」



ここは翼を持つ人間、通称“天遣族”が暮らしている空に浮かぶ庭園。ただの人間に普段は立ち入りは許可されていない。



「そこで、新入りのお前が案内してさしあげるのだ」


「わたくしがですか!?」



人間なんて野蛮で関わり合いになりたくないが、それを口にすれば神王がお怒りになる。

ここへ来るのは身分の高い者に限られているので、いけすかない性格なのだろうと余計に不安だ。


「元気ないじゃんメガネ君」


セミロングの黒髪の少女が翼を広げて高いところから飛び降り立ち、目前に着地した。


「シフレさん」


「そういや人間がくるってね!」


「わたくしが憂鬱なのは、そのことなんです」



「人間が来るなんて100年ぶりかな。中枢(ホール)連中は何を考えてるのか」








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ