パンチラド修羅場
昨日の夜は悩んでしまい眠れなかった。
1日のうちに3人の婚約保留の女の子達と再会してしまったからだ。
1人目は小学3年生まで共に育った、幼馴染みって言う奴だ。
活発で少し強引だけど優しくてオレを癒してくれる真仁ちゃん。正直、この子が初恋だと言えるだろう。
それにオレのお母さんが死んでから一年間ずっとオレを側で支えてくれた子でもあった。
2人目は小学4年から6年生まで一緒に遊んでいた、莉紬ちゃん。
彼女は一緒懸命でがんばり屋さん、料理を覚えて作ってくれたりもした。時々、大胆な誘惑にはドキドキさせられるけど……それがまた良いかも。
3人目は中学一年生の時の一年間だけではあるが、一番話をしてお互いの事を知ったんじゃないだろうか?羽海先輩。
彼女は独特な世界観を持っていて、そして声がキレイで話しているだけでオレを現実から遠ざけてくれるような……それだけ彼女と話している時間は楽しい。それに昨日再会してナイスバディだと思った……。
どうするべきか……ゆっくり考えるしかないか……と今日も学校へ行くため玄関の扉を締めた。
カツン、カツンとアパートの2階に繋がる階段の踊り場に足音が響いた。
2階の方かな?そう言えば全然挨拶廻りしてなかった。そして、僕は目を疑った。
赤と青、左右で違う色のインナーカラーのツインテール、丸めな可愛らしい瞳、制服姿の真仁ちゃんがそこにいた。
「啓太……」と彼女がなにか言いかけた時、春の暖かな風が吹いた。
その風はいたずらに彼女のスカートをめくり上げた。
鮮やかな白い太もも、彼女の局部を浅目に1枚だけで隠す柔らかな布地をオレの視界に招待した。
彼女は慌ててスカートを押さえて顔を赤らめた。
そして、じとりとオレを見た。
「見たの?」
オレも慌てて彼女いる踊り場に駆け寄った。
いやオレの位置が下の方で悪かったとか、風が急にとか、いや一瞬で見えなかったとか、色々頭を巡らせる。
すると彼女は顔を赤らめたままオレを見ていた目線を横へと逃がした。
いきなり近づいたからビックリさせてしまったかな?
「啓太が見たいならもっと見てもいいよ。」
赤い顔、合わせてくれない目線、モゴモゴとした口元、強ばってしまっている体、それは恥じらっている彼女。
それは見たい!こんなに恥じらっている彼女のは見たい!でもそれ以前それ以上に「可愛いです!」と心から声を上げるオレがいた。
はあ、はあ、はあ、朝から息が切れてしまった。彼女はそんなオレを見てキョトンとしている。
その時、ガタンと真後ろから、2階の部屋の扉が閉まる音がした。
そして、「啓太?」と後ろから聞き覚えのある声がした。
振り向くとオレの高校の女子の制服、長くキレイな黒髪、少し垂れ気味な大きな目元、莉紬ちゃんだ。
とその時またしても暖かな風が!!
もてあそばれる莉紬ちゃんのスカート。
細く、間から向この景色が覗けてしまう柔らかそうな太もも、浅く局部を隠す布地はリボンが付き、レースが付き、サイドが紐で結んである可愛いのにちょっとエッチい感じ。
風が止んだ彼女は少し照れくさそうに微笑んだ。
「ねえ、もっと見てよ?啓太のために履いてきたの。」と彼女はスカートを持ち上げた。
「可愛いです!」もはや感想しか頭に浮かばなかった。
「あれー?啓太くん?」昨日の夜も聞いたキレイな声だ。振り向くと外から帰ってくる羽海先輩がいた。
ショートの髪に良く似合う白いワンピース。清楚な感じで先輩にピッタリだ。
とその時、またしても暖かな風が吹いた。
そして、風は彼女のワンピースを胸の位置までめくり上げた。
大きく上を向くような胸、無駄なお肉のない可愛らしいおへそ、しなやかで柔らかそうな太もも。
オレからは彼女が下着姿に見えた。
バサリとワンピースがもとの位置に戻ると彼女はパクパクと口元を震わせて顔を真っ赤にさせていた。そして、しゃがみこんだ。
ど、どうすれば……としばし見ていると、彼女がしゃがみこんだままオレを手招きした。
「た、大丈夫ですか?」と近づくと。彼女は真っ赤な顔で、潤んだ瞳でオレを見上げた。
「啓太くんのスケベ。」震えたキレイな声はオレの感性を震わせた。「可愛いです!」
とこの時、オレは朝からとんでもない展開になったことに気がついた。
婚約候補3人が終結した。そうこれこそド修羅場だ。
ハーレム?ラブコメ?いえいえこれはド修羅場です!運命は時々おしよせるものだと思った。




