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第133話 夜のお楽しみ

 食後は、大きなソファに3人で身を寄せ合い、紅白を見ながらのんびりと過ごした。

 明日奈と沙織が両脇から甘くしなだれかかり、両手に花状態の祐希は満足そうに年末の雰囲気を楽しんでいた。


 時計の針が午後11時を回る頃、ルームサービスで運ばれてきた年越しそばを仲良く食べた。

 テレビ越しに除夜の鐘が響く頃、3人の間には『夜のお楽しみ』を待つ甘い空気が流れていた。


「……ねえ、そろそろ昨日の続きしない?」


 明日奈の言葉に、2人は無言でうなずき、仲良く手を繋いでベッドへ移動した。


「じゃあ、電気消しますね……」


 沙織が照明を落とそうとすると、祐希が制止した。


「沙織、今日は……明かりを消さないで、顔を見ながらしたいんだ」


 祐希の願いに、2人は戸惑いの表情を見せた。


「先輩……さすがに私、恥ずかしいんですけど……」


「……祐希って、本当にエッチなんだから。

 でも、そのわがまま今日は特別に聞いてあげるわ」


 意を決した2人が浴衣を脱ぎ捨てると、息を呑むほど美しい肢体が明かりの下に照らし出された。

 全裸になった明日奈と沙織は、恥ずかしそうに胸元と下腹部を隠した。


「先輩のむっつりスケベ……」


「沙織に言われたくないなあ……

 昨日、僕の上であんなに腰振ってたくせに」


「せ、先輩のイジワルぅ……」


「……じゃあ、最初は私からね」


 明日奈は手首からシュシュを外し、長い髪をポニーテールにまとめた。

 そして、ベッドに腰掛ける祐希の前で跪き、その下半身に顔を近づけた。


「祐希の……私が元気にしてあげるね」


 明日奈の唇が祐希の敏感な部分を包み込み、深く絞るように吸い上げた。

 その刺激に反応して、祐希のそれは大きく硬く反り上がっていった。


「今日も元気いっぱいね……さすがは現役大学生。

 じゃあ、今日は私が動くわね」


 ベッドに横たわる祐希の上で、明日奈はゆっくりと腰を下ろし、彼を奥深くまで受け入れた。


「あっ……んっ……」


 それを全て収めると、明日奈は祐希と手を繋ぎ、上下に動き始めた。

 その動きに合わせて、Fカップの乳房がブルンブルンと激しく揺れ、ポニーテールが宙を舞う。

 それはポニーテールフェチの祐希にとって、実に扇情的で(そそ)られるシチュエーションだった。

 動くたびに波状的に襲う快感に、明日奈は恍惚の表情を浮かべ悦びの声を上げた。


「あ……いいっ……」


 両手で自らの胸を揉みしだき、明日奈はさらなる快感を求め、腰の動きを円運動に変えた。

 内側をかき回される快感に、彼女の口から艶めかしい喘ぎ声が漏れた。

 さらに体勢を変え、明日奈は上体を後ろへ反らせ、両膝を立てた。

 そのまま前後に腰を突き出し、祐希を強く締め付ける。


「ああっ……! 祐希のが……奥に当たる……」


 明るい照明の下、2人の結合部がはっきりと見える。

 彼女が動くたびに、淫靡な水音が響き、視覚と聴覚が刺激され、実にエロい光景だった。

 祐希は下から突き上げ、明日奈の快感をサポートした。

 明日奈の動きが激しくなり、彼女の中がキュウッと収縮して祐希を締めつけた。


「あ、あ、だめ……っ、イっちゃう……!」


 明日奈の身体が何度も大きく跳ね、彼女は絶頂を迎えた。

 快感で震える彼女の内部が収縮し、その締め付けにより祐希も同時に限界を迎える。


「あ……明日奈……イクぞ!」


 祐希は下から強く突き上げ、明日奈の中に熱い欲望を注ぎ込んだ。

 明日奈はそのまま祐希の胸に倒れ込み、息を切らしながら快楽の余韻に浸っていた。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「先輩、今度は私を気持ちよくして下さいね!」


 そう言いながら、沙織は手首からヘアゴムを外し、上目遣いで祐希を見つめた。

 沙織は自分の長い髪を束ねると、高い位置でポニーテールにまとめた。


「沙織もポニーテールにするのか……」


「ふふっ……先輩ってポニーテール……好きなんでしょ」


 図星を突かれた祐希は、微笑みながら目を細めた。


「よく分かったな……」


「明日奈さんのポニーテール、じっと見てたから……

 もしかしたら、そうかなって思ったんです」


「多分、フェチなんだろうな……

 ポニーテールにしてる女性が、なぜか魅力的に見えるんだ。

 沙織のポニーテールも、めっちゃ可愛いよ」


「え~、嬉しいな……いいこと聞きました。

 じゃあ、私、今度からポニーテールにしますね」


 沙織は、祐希の両手を握りベッドの上に引き起こすと、正面から跨るようにして抱きつき、彼をゆっくりと自分の中へ迎え入れた。

 彼女は祐希の首に腕を回し、肌と肌をぴったりと密着させる。

 明日奈の豊満さとは対照的な、若々しく張りのある乳房が祐希の胸に押し付けられた。


「先輩……大好き……」


「沙織、今日は特に可愛いぞ……」


 沙織は祐希の唇を奪いながら、彼と身体を密着させた。

 互いの身体から体温が伝わり、動くたびに高鳴る鼓動が重なっていく。


「んぅ……っ、先輩の……すっごく熱いです……っ」


「……沙織の中も……すごく熱いぞ……」


「先輩……私、とても幸せ……」


 沙織は甘えた猫のように喉を鳴らし、祐希の耳元で甘く囁いた。

 祐希の愛で満たされた沙織の瞳は、感激で潤んでいた。

 軋むベッドの上で愛を確かめ合う度に、甘い吐息が部屋を満たしていった。


「先輩っ、もっと……ぎゅってしてぇ……ッ! 私のこと、離さないで……っ!」


「そんな声でねだられたら……もう、手加減しないぞ……っ!」


 彼女の懇願に応え、祐希は沙織のくびれた腰を強く抱き寄せた。

 熱を帯びた肌が激しく擦れ合い、沙織は「あぁっ!」と高い声を上げて背中を反らせる。

 その度に、ポニーテールが上下に揺れた。


「ああっ、ダメ、イっく……せんぱいぃっ……!」


 快感が頂点に到達するその直前、沙織は両脚を祐希の背中へ回し抱きついた。

 祐希を全身で抱きしめる究極の抱擁だ。


「先輩っ……一緒に……っ、イきましょ……!」


「あぁっ、沙織っ……! イクぞ!」


 沙織は祐希を両手で強く引き寄せ、貪り合うような激しいキスを交わした。

 舌と舌が絡み合い、お互いを強く抱きしめた。


「んちゅっ……あむ……っ、せんぱ……しゅきぃっ……!」


 激しいキスの最中、2人は同時に甘い絶頂を迎えた。

 沙織の身体が快感で小刻みに震え、祐希の背中に回した脚にぎゅっと力がこもる。

 祐希は、沙織をきつく抱きしめたまま深い快感の波に呑み込まれていった。


 沙織の甘い溜息と共に、ベッドの上は2人の熱気で充満した。


「ねぇ、沙織ちゃん、まだぁ。次は私の番よ」


「明日奈さん、待って下さい……今度は3人でしません?」


「いいわよ、じゃあ両脇から私たちで挟み込んじゃいましょ」


 そう言うと明日奈と沙織は左右から祐希に抱きついた。

 乱れたシーツの上で、絡み合う3人の身体。

 背徳的でありながら、どこか満ち足りた幸福感が、新年の心地よい静寂と共に部屋を満たしていった。

※創作活動の励みになりますので、作品が気に入ったら「ブックマーク」と「☆」をよろしくお願いします。

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