↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公の義兄がヤンデレになるとか聞いてないんですけど!?  作者: 玉響なつめ
第七章 王女襲来、それが何。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/95

65

 さて、みんなから情報をもらいつつ私も王女様のことを調べてみた。

 調べちゃ駄目とは言われなかったしね!

 ただまあ、外出しないと調べられないのでそこはちゃんとシリウスに報告したけど。


 これが事後報告だとまたうるさいからさー。

 どうして話してくれなかったんだって……構ってちゃんか! 違うね、ヤンデレだね!


 まあ大型犬が自分を置いて散歩に行く飼い主に「なんで!? なんで!?」ってしているんだと思えばいいかと思っているので、そんなストレスでもない。

 そもそも普段はシリウスが外に出ているから、インドア派な私は自宅でのんびりしているだけだしね~。


 まあちょっくら運動不足でもあったし、知り合い(おおっぴらには言えない)たちのとこに顔を出して来たってわけ。


 でわかったこと。


 王女様の名前はカーリーン、セカンドネームはなし。

 あちらの国はそういうのないそう。

 

 で、年齢は二十八歳。

 前世の頃でもそろそろ結婚を……って周囲に聞かれ始めて鬱陶しいなと思い始める頃合いである。


 まあこの世界で言えばもうちょっと適齢期は早いし、なんだったら王族なのでその重圧ったら大変なもんなんじゃなかろうか?

 いや知らんけど。


(豊かな赤毛にまあまあの顔立ちで、まあまあの体つき……ねえ)


 アクイラ王国では美女の条件とやらはとにかく何かが大きいってことらしい。

 なんておおざっぱ!

 たとえば背が高いだけでもいいし、鼻が高いんでもいい。

 極端な話、胸や尻がデカい方がいいってのをそういう『背が高いのもいいよね! 決して下卑た目で見ているわけじゃないよ!』ってのを形にしていったらそんな風になったんだそうな。

 

 つまり例えば体重がすごく重いとか横幅が……ってのはアウト。

 もうあからさまじゃないかって乾いた笑いが出るわ~、いやだわ~。


 でも男性は貴公子然としている人が好ましい。

 それはこの国でもそうなんだけど、男性が前に出て戦う時代は終わった、武器を手に前に立つのは野蛮な行為なので身分の下の者たちの仕事、的なね?


 正直私からしたらわけわかんないよね。

 まあ男女平等に喧嘩が強い人は魔獣狩りでも野盗狩りでもして治安を守ればいいと思う。

 

 その分危険手当とかつけてさ。

 逆に知恵を使ってくれる人たちもその知恵と知識を活かして何かしらの功績を叩き出せばお手当つくようにしたら平等だと思うんだけどなあ。


(私たち暗殺者だって男女それぞれにいたわけだし。まあ得意分野がみんな違ったけど)


 私は暗殺はほとんどなくて侵入とかそういうのばっかりだったけどね。

 てへっ。


 で、基本的にはみんなから聞いたこと以上の話はなかった。

 なにもないってことはね、本当にお飾りの王太女様だったってことだよ……!


 私のおおっぴらにできない知り合いたちも「ありゃ平凡な女さ」「いっそ王家じゃない方が良かったかもナア、いや、王家だからほどほど(・・・・)に磨かれて価値もあるか?」なんて言われようだったからね!!


(……それで平凡な私がシリウスの相手って知ったらそりゃ怒るわあ)


 それか、それなら自分でもいいだろって思うだろうね。

 ハハッ、めんどうくさーい!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。