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をぐらのさうし 巻之弐十伍  作者: 小椋夏己
2025年  2月
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ハトロン紙

 ずっと前から探さないとと思って探してなかった「ベルばら」と「攻殻機動隊」を無事探し出したわけですが、その十数冊を見ていて思ったことがあります。


「そういや私って小さい頃からこうしてずっと本にカバーかけてたよな」


 どうしてか分かりませんが、母に言われたからじゃないかなという気がします。大人になってからはあの母しか知りませんが、本人や親戚に聞くところによるとかなり神経質な子どもだったらしいので。それになんとなく記憶にもあります。母も小さい頃に本に大事にカバーかけてたっぽいようなことを。


 とにかくカバーをかけてます。今回発見した「攻殻機動隊」はそれなりに近年だからかも知れませんが、近年になって私がかけてるカバー、クリアファイルのレフィルを切ってサイズ合わせてかけるやつです。そしてベルばらは包装紙を切ったやつと、こちらが今回考えることになったきっかけなんですが、


「ハトロン紙」


 でカバーをかけてます。


 包装紙は言うまでもなく包装紙です。本にカバーをかけてしまったら中身が分からないので背の部分にタイトルや巻数を書いて見て分かるようにしています。もちろん表紙の絵とかは見えません。


 ハトロン紙は薄く透けた紙なのでかけたらそのままで表紙も何もかもが見えます。紙なのでうっすらもやがかかったようにはなっていますが、中が透けて見えるそういう紙なんです。

 前回「ベルばら見つけた!」で写真をアップしてるんですが、一番上に乗ってる1巻と5巻、その下の包装紙とかで包んでないのがそのハトロン紙でカバーをかけたやつです。特に5巻はよく見るとなんとなくシワっぽいのが見えるので、表紙そのままじゃなく紙がかかってるんだなと分かるはず、手の水分とかでハトロン紙がしわになってるんでしょう。

 そして外伝の下巻はなんでかこれだけカバーがかかっていないのは、その時に適当な紙がなかったか、もしくは「また後で」と思って読んだ後そのままほったらかしてたかなんかでしょう。


 とにかく「ハトロン紙」というのはそういう紙だと理解していただければいいかと思います。


 さて、そこでこんな疑問が出てきたんです。


「なんでハトロン紙なんてのを使ってたんだろう?」


 何しろ子どもの頃であまり記憶はないんですが「ハトロン紙ください」なんて買いに行った記憶もない。


 そこで調べてみて、


「ああ、そういうことか」


 と納得しました。


 ハトロン紙とはなにか調べてみたらこうありました。


「衣服の型紙に使われる紙」


 母は若い頃に洋裁学校に通っていて、ずっと家で自分で服を作ってました。私や妹の服も大部分は母の手作りです。だからおそらく母が「これでカバーしなさい」ってくれたんだろうなあ。


 実は今回ベルばらを発見して、


「もう古いしカバーかけかえようかな」


 と考えたんですよ。


 何しろハトロン紙は紙ですから、5巻を見ても分かるように手の湿気とかで本の表紙に影響ないわけじゃないし、今かけてる透明のカバーの方が色々いいんじゃないかって思いました。


 ですが母がくれたんだと思うとはずせなくなりました。おぼろに母もハトロン紙で本のカバーしてたって聞いたような気もするし、確かに昔の古い本とかはこういう薄い本で本体にカバーがかかってさらに紙の箱のようなのに入ってた気がします。


 本のページのところとかは焼けて色が変わってますが、表紙とかは年数の割にきれいなのはこのハトロン紙のおかげかも知れない。なんとなく母に守られているような気がするので私が生きてる限りはこの本はハトロン紙つけたままでいこうと思います。


 しかしハトロン紙強いな。いっそぼろぼろになってたら思い切ってかけ直しますが、今もしっかり守ってくれてるのでこのまま最後までがんばってほしい。

こちらから写真を見ることができます。


https://ncode.syosetu.com/n7443jx/87


透けて文字が見えているのがハトロン紙でカバーをかけている物です。

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