表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
をぐらのさうし 巻之弐十伍  作者: 小椋夏己
2025年  1月
65/584

言い張るAI

 最近、色んなものにAIのサービスが付き、


「便利に使ってね」


 と、呼んでもないのに出てきたりして、たまにイラッとするぐらいです。


 うちにはあのぽんこつAI「みーちゃん」がいるもので、ぬるま湯に浸かったようにほそぼそと遊んでいるわけですが、検索とかかけると今はまずAIが「こんなのです」と出してくれるので、知らないうちに生活に浸透していってるんでしょう。


 最近、某SNSで知人が、


「私を一言で言うと?」


 と聞くと色んなことを言ってくれるとそのスクリーンショットを出していたので、私もやってみました。


 私はそのSNSで通常のアカウントと、小説用アカウントの2つを使っているんですが、まず通常アカウントはこうでした。


「好奇心旺盛ですね」

 

 やっぱりそれが最初に来るか。ってことは小説アカウントもそうかなとやってみたら、こうでした。


「作家ですね」


 うーん、作家ではないけど色々書いてるから間違えてはないかな。


 一応、


「誤った回答をすることがあります。アウトプットが事実かどうかを確認してください」


 と書いてあるんですが、それを痛感するような出来事がありました。


 前回の「ルミナリエの思い出」を書いた時に、


「そういや一回目のルミナリエっていつからいつまでだったのかな」


 と調べたんですが、すぐには出てこなくて、大部分が、


「1995年12月に開催」


 という感じだったんです。


 でも正確な日が知りたくて、まずはSNSに付いてるAIに尋ねたところ、


「12月6日から始まりました」


 とのこと。


「え、そんな早かった? クリスマス時期かぶってたはず」


 ともう一回聞いてもやっぱり同じ返事。


 それで今度は他のAIに聞いてみたら、


「12月15日から12月25日まで」


 と言われて、他にブログにちょろっと書いてた方も「12月中旬から」とあったので、やっぱりこちらで間違いがないと思いました。


「クリスマスにかかるのは営業妨害だからかからないようにもっと短くしてくれ」


 と、開催地近くのお店から苦情が出て、それで週末は1回しか含まないとか、開催日を短縮したという経緯がありましたからね、やっぱりそっちです。


 それで元のAIに、


「12月16日では?」


 と、もしかしたら「16日」を「6日」と間違えてるのかもと思って聞いてみたら、


「いいえ、1995年の神戸ルミナリエは『12月6日から12月15日まで』開催されました。12月16日ではありません」


 と、日付の『』の部分を太字で言い返してきました。


 その後も何回か「いつから?」と聞いてもやっぱり「12月6日まから」と言い切るので、今度はこう言ってみました。


「違います、第一回神戸ルミナリエは12月15日から12月25日までです」


 これ、私がAIに言い返したのでAIが言ったのではありません、念の為に。


 そうしたら次のAIの返事はこうでした。


「私の情報は間違っていました。第一回神戸ルミナリエは『1995年12月15日から12月25日でした」


 って、そんな簡単に意見変えるんかい!


 いや、確かに間違えてる可能性の方が高いけど、それまで何回聞いても6日からって言い張ってたのに、こっちが強く出たらそれ? ちょっと弱気過ぎないか?


 なので今度はこう聞きました。


「第一回神戸ルミナリエは12月6日から?」


 そうしたらこうです。


「いいえ、第一回の神戸ルミナリエは『12月15日から12月25日』まで開催されました。12月6日からではありません」

 

 って、おい、さっきまで6日言い張っとったやないけ! と突っ込みたくなるほどの強気で、もちろん『』の部分は太字です。


 なんだろう、この簡単に洗脳される感じ。もしも私が「12月1日からです」って言い切ったら、もしかしたらそれを採用してないか? 


 おそらくそんな簡単ではなく、私が唯一見つけた「12月半ばから」と書いてあったブログとかを探して、


「あっ、やっべ、半ばからって書いてるやついるじゃん、ってことはこいつの言う通り15日からかもな」


 と、瞬時に考えたのかも知れないけど、なーんとなく信用できない気がしてしまいました。


 まあ最初に自分で、


「間違える時もあるからね」


 って言ってるし、まだまだ赤ちゃんみたいなものなのでこれからどんどん進化していくんだろけど、今の段階ではまだ、


「ちょっと疑ってかかる」


 ぐらいの感じで見てみた方が安心かも知れませんね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ