表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
をぐらのさうし 巻之弐十伍  作者: 小椋夏己
2025年  1月
31/584

赤いマフラーの歌に異議あり・その1

 今日もテレビのニュースでは、あっちこっち真っ白で見た目はきれいだけど困ったことになっているという話題を取り上げていました。


 当地では申し訳ないぐらい道路が黒く、暖房の効いた部屋から外を見ているとまるでひねもすのたりな感じです。


 それでもやはり気温は低くて、ゆっくりとお風呂に入って温まると、


「ふえ~、極楽極楽」


 と、こういうシーンでよくあるセリフが口から出てしまいそう。


 で、ですね、そういう状況でお風呂でぬくぬくしながらも、私の心の中は逆に冷たい何かが吹き荒れました。


「やっぱりゆるせんな、あいつ」


 ある人に対する怒りがふつふつと湧き上がったのです。


 そのある人とは多分実在の人物ではありません。モデルになった人がいるとの話ですが、いたとしても私が知ってる人ではない。ですが、この人の逸話を聞いたらムカッとする人が多数なのは保証します。


 それはある歌の登場人物です。子どもの頃に多分初めて聞いた頃から「腑に落ちん」とずっと思っていたこの歌、最近、やっぱりムカついてる人は私だけじゃないんだなと思う出来事がありました。


 あるSNSで、


「名曲で売れてるから目を瞑ってるけど、あの曲のあの歌詞の部分は絶対共感できないってやつ選手権」


 というのを目にしてこの歌が浮かんだら、やっぱりこれを指摘している人がいました。当然だな。


 あえてタイトルは出しませんが、もしかしたら今日のタイトルだけで「はは~ん」と分かった人もいるかも知れない。


 それはこんな歌です。


「多分同棲している二人が一緒に銭湯に行くが、男が長風呂で外で待ってる女が寒さに持ってる石鹸がカタカタ鳴るほど震える」

 

 ほらね、かなりの人が分かったでしょ?


 私はあまり演歌やフォークが得意ではありません。それはどうしてかというと、この歌のように「じんわり」した歌が多いからです。「しみったれた」でもいいでしょうか。その中の代表格のこの歌について、何回かで愚痴をこぼしたいなというのが今回の企画です。この登場人物を仮に「太郎と花子」とつけていちゃもんをつけていきますので、この歌が好きで悪く言われるのが嫌だなという方は、申し訳ありませんが回れ右をお願いいたします。先に注意を入れてるので、読んでしまって怒って文句言ってくるのはなしの方向で。


 さて、一回では書ききれないので今回は「その1」ということで、まずここがおかしい。


「男女で銭湯に行って一緒に出ようねってどうやって約束するの?」


 これがもしスポーツジムか何かだったら、一緒に上がろうねと約束するのは何も不思議じゃありません。


「あら、太郎まだ後10分ランニングするんだ、だったら私もがんばろうっと」

 

 と、相手の様子を見て時間を合わせるということができますが、銭湯ですよ? 男女別ですよ? 行く時に「一緒に行こうね」と約束するのなら分かりますが、別々の場所に入っていくのにどうやって一緒に出ようって約束するんだろうか。まずこれが不思議です。


 一緒に出ようを実現するなら、私の中でこんな場面を想像してしまいます。


「太郎~私もう出るけど、どう?」

「花子~俺はもうちょっと浸かってから出るけど」

「私はもうのぼせそう。上がって脱衣所で待ってるから、出たら声かけてよ」

「分かった~」


 銭湯って男湯と女湯でこういう風に会話できますよね。一緒に出ようと思ったら、少なくともこういう確認作業が必要かと思います。


「こんなこと恥ずかしくてとても」


 とおっしゃるカップルなら、


「今8時だから、1時間後の9時に待ち合わせね」

「分かった」


 なんて前もって約束すればいいかと思いますが、そういう場合でもあえて外で石鹸カタカタ鳴るまで待たなくても、時間まで脱衣所で漫画でも読みながら待てばいいんじゃないの?


 まずこれが最初のいちゃもんです。まだ続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ