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をぐらのさうし  作者: 小椋夏己
2025年  1月
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お餅が食べたい

挿絵(By みてみん)


 お正月休みも本格的に終わり、今日から仕事初めの方も多いかと思います。私はそのあたりは結構自由なので、年末いっぱい働いたしもう一日だけお休みです。といっても、世間がこれだけ普通の生活に入ってしまったら、気分的にはもうお休み気分も抜けてしまっていますが。


「朝の1時間で一日が違いますよ」


 みたいなことを今朝スマホに言われたので、しぶしぶ6時台に起きて朝ご飯を食べました。まあ明日からの普通の生活のリハビリみたいな感じですか。あ、洗濯も仕掛けました、お昼に暖房つけてるから早く乾くし、湿度もプラスされるのでいいでしょう。


 さて、他に新年のスタートに何をするのがいいかと考えていたら、正反対のことが浮かんできました。


「お餅食べたい」


 これ、もしかしたら究極の正反対じゃないですか? お餅と言えばお正月でしょうに。11日に鏡開きでおぜんざいを作りますが、これもやっぱりまだお正月関連のイベントです。


 そしてこんなことを言うと、


「お正月に買ったお餅があるだろうから食べればいいじゃない」


 と思われるかも知れませんが、そう簡単にはいかないんです。なぜなら、


「実家にあるから」


 です。


 最近のお餅は1つずつパックになったのが多く賞味期限も長いですが、やっぱりお正月にはそうじゃない丸いお餅を買いました。そのままほっといたらすぐにカビが生えるやつです。なので2日に実家から戻る時に、そのまま冷凍室に放り込んで帰ってきたんです。だから手元にお餅、ありません! 食べられません! なんたること!


 思えば元日に天文科学館から実家に戻り、そこでお雑煮を食べたきりお餅を食べてません。2日は妹が買ってきてくれたフライドチキンと私が買ってきたケーキ、それから夜はそのまま実家で年明けうどんというわけではありませんが、高松のおばさんから法事の粗供養にいただいたさぬきうどんをぶっかけでいただきました。3日はおせちの残り、4日も5日も適当にあるものです。おせちの残りはほぼありませんが、ハムとかまぼこ、伊達巻は残ってるのでそういうのをパンと一緒につまんだり、ラーメンや簡単にちょこっと作った物ぐらい。休みの日は料理も手抜きしたいんじゃよ。


 なのにテレビやネットでは、


「残ったお餅はこうやって食べましょう」


 みたいなことをするもので、今とってもきなこ餅が食べたくなってます。実家に行ったらあるけど、このお正月休みは一日も実家に行かず、残りの休みは引きこもって過ごすと決めていたもので行かないことにします。


 よし、お正月明けの明日は仕事初めで実家に行ったらお餅食べるぞ! 世間に逆行してるとしても、私はお餅を食べるんだ!


 お休み終わるの嫌だ仕事行きたくねえ気分も、お餅でやや上がる気がします。やっぱり今年も食欲から動くんですね、私は。

※写真は元日に食べたお雑煮です。そういやこれは出してなかったなと思い出しました。


焼いた丸餅を醤油ベースの出汁に入れて少しだけ煮ています。

具はかまぼこと水菜。ちょっと水菜いっぱい入れすぎてるかも。

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