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をぐらのさうし  作者: 小椋夏己
2025年  1月
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初夢と初ゴミの日

 初夢はいつ見る夢を初夢というかについては定義が色々とあるようです。


 うーん、なんだかそういうことについて書いたような気がするんですが、何しろ前作が1001本もあり、タイトルに素直に「初夢」とつけてなかったりするもので、どこでどう書いたかちょっと分かりません。


 ということで、今回はタイトルに「初夢」と書いて、もしかしたら内容的にだぶるかも知れないけど初夢についてちょこっと書きましょう。


 私は子どもの頃から、


「初夢は元日の夜から2日にかけて見る夢」


 になってました。


「え、大みそかから元日にかけてじゃないの?」


 とか、


「いつでもいいからその年の初めに見る夢じゃないの?」


 そういう方も多いと思いますが、元日の夜というのはちゃんと理由があるようです。


 昔は大みそかの夜は寝なかったんだそうです。大みそかは一晩中起きてる日、今も夜中から初詣に行く人なんかはそういう方多いですよね。私も昔は友人たちと「生田神社」「湊川神社」「長田神社」の「三社参り」をしてから須磨浦山上へロープウェーで上がり、そこから初日の出を見てから家に帰ったりしてました。寒かったけど面白かったなあ。


 そういうことで大みそかは寝なかったからと、もう一つ、お正月には「宝船」とか縁起のいい絵を売りに来る人がいて、それを買って枕に入れてから寝ると縁起のいい夢を見られるということで、元日の夜になったという話もありました。


 さて、私の今年の初夢というと、


「見たっけ?」

 

 という感じだったんですが、なんだかおぼろに覚えていることが2つあります。元日の夜じゃなかったと思うけど、もしかしたら昼寝の時に見た夢かも。何しろ今年のお正月には寝るばっかりでしたし。プラネタリウムでも一瞬うとうとっとしたことはありますが、寝るまではいかなかったので、その時には多分見てないでしょう。

 

 夢の一つはおばさんたちが帰るのを見送るのに、年末に白菜をくださったあのお友達が来てエコバッグを貸してるのをどうもそのまま持って帰ろうとしているのが気になるという、なんだか分からない夢です。


 そしてもう一つ、これがなんだか続きを見たみたいで「あ、これこの間見た夢の続きかも」と目が覚めた瞬間に思って思い出したという、あまりこんなことなかったという夢です。


 これがね、あまりよくなかったんですよ。実家の前に車を停めていたら、おそらく近所の子どもが勝手に乗ってきていたずらするので叱ったら、その親か親戚かに車を盗まれたらしいという夢です。うちの車がなくなって、そこにその親戚か何かの車が3台ぐらいびしっとくっついて停まってるんです。それで盗んだのはこの人たちだろうと分かってるんですが、どうやって取り戻そう、証拠もないしとか考えている、そんな夢でした。

 

 今朝、目が覚めてとても車が心配になりました。マンションでは機械式の駐車場に入っているので、簡単に盗まれるとは思わないし、第一盗みたいような人気の車種でもありません。それでも心配だったので、今日の初ゴミを出す時に、わざわざ駐車場に回って見てきたらあったのでホッと一安心しました。


 しかし、連続みたいで車を盗まれる夢って、なんだか嫌だなあ。だからこれは初夢じゃなく、エコバッグを貸したのを持っていかれる夢って、こちらも持っていかれる夢! うーん、やっぱり気になる。


 ということで調べたら、なんと、


「盗まれる夢は気持ちが前向きで意欲的な状態」


 ですって!


 うわあ、そうなのかと思ったけど、でもね、よくよく思い出してください、このお正月のことを。


「寝てばっかりでしたけどー」


 確かに意欲だけはありました、意欲「だけ」は……


 それでもう少し細かく調べたら、


「車が盗まれる夢は時間・体力を無駄に消耗する」


 うわ、合ってるかも知れない。いや、そういう感じです、今の私。無駄なことばっかりやってる感じ。


 エコバッグの方は状況的にこれというのがないけど、車を盗まれる盗まれるとなっていたので、もうちょっと生活を見直して、必要なことを先にやるように考えていかないといけませんね。


 とりあえずは車、なくなると本当に困るので、大事にするところから始めようと思います。

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