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詩全集

断片

作者: 今夜も遊び足りない、今夜もろくに眠りにつけない

願い事ひとつすら

思い浮かばず星が解ける

その時を待つことにした


叶う願いはない

大切な事ほど

なんでもない事


一方的な幸せ言なんて

上手く伝わらない


そんな海を連想させる

流れる果てしない

ほうき星の中に

深く寝静まる星が一つあった


星が瞬けばその都度

手に持つキャンバスで描き留める

書き残しがないか空を見上げては

ありふれたフレーズで頭が埋め尽くされる


いつの間にか

独り言のように消えてゆく


ただ見つめるしかない

それは遥かと彼方をちょうど二等分した

奇跡にも似て

綺麗なものにも似ていた

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