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セレナサイド イザベル

台風は去ったが、被害がとんでもないです。

もう1人の攻略対象の騎士団長令息のパーシモン・タウラスの婚約者イザベル・アット子爵令嬢にはお茶会で、騎士の妻になるなら令嬢であっても剣を握ってみてわ?とアドバイスした。


「えー、でも私、やった事ないですし」

「騎士の妻になる方が夫の仕事を知らないのは妻になりたくない、と思われても仕方ないですね」


甘ったれで他力本願だったイザベルは渋々アドバイスに従って自分の家の護衛騎士に頼み剣を持つと、当然だが剣を持ち上げる事もできなかった。だが、騎士達が剣を持つ意味を理解し、彼らに対して気配りができる様になった。


「皆様、訓練お疲れ様です。冷たい飲み物をご用意させていただきましたので、宜しければ」

「うおー、ありがとうございます」

「俺より先に食うな。ベルを見るなぁ」


訓練後、可愛らしい令嬢が冷たい飲み物や小腹を満たす差し入れをしてくれる事に騎士候補生達は喜んだが、自分の仕事を理解してくれる可愛い婚約者に、独占欲を爆発させたパーシモンが慌て、訓練場は笑いに包まれる。



学園にて

入学式ではリリアンとイザベル、そしてアリアンナ・ロードハイド侯爵令嬢がセレナの周りを固めていた。

そして、明日からはまた酷暑です。

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