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決戦は、じゃんけんで 4話 ドベルゴン到着
「喉がぁぁぁ!!」
「あ、水!」
「ごくごく」
「ねえ? お金とかある?」
「ないよぉー」
「じゃあどうやって6年間生きてきたのさ?」
「うちら死んどるけどね。」
「えぇっと、借金!」
(10代で借金!?)
「あら~考えてることわかったよぉ~」
(怖い...。)
「お、着いた!」
「意外と高いね~」
ここは西にある小さな村ドベルゴン。
農業が盛んでこの世界では有名な場所らしい。
「お、見ない顔だな」
「じゃんけんやろうぜ」
なんかチャラい男2人がきた。
「どうする? やる?」
「やるしかないでしょ」
「そう言うと思った。」
「「じゃんけんぽん!」」
あっけなく勝った。
「なんでも言ってくれよ」
「バッチグー」
んーどうしよう...。
「いつものまま働けよ。」
「え!?」
「こんなので本当に良いんですか!?」
「もちろん!」
「「さらばだ~!」」
男達は帰っていった。
「あれでよかったの?」
妹が言った。
「うん。」
俺たちは街の中心部へ向かった。