Day16~エピローグ~
10話くらいかな、と思ってましたが、あまりダラダラするのもあれなので、バキッと整理し、これがラストです。ありがとうございました。
-----Day16 23:55@自宅-----
なぁ小柴よ。今から独り言いうぜ。
お前は結局バツイチ子持ちと結婚したな。結婚式には呼ばれなかったけど。挙げたのかな。
挙げてないのかな。バツイチだと挙げづらそうだけど、それは俺の想像でしかないから。
お前がうまくいっているのなら、俺はただただ嬉しいよ。
俺はあの後何回か、知り合いのツテを頼りまくって合コンしたよ。
野菜が食べられない、基本肉しか食べないといった子。かわいかったな。肌がつやっつやっだったな。
やっぱり肉食だとそうなるんかな。でもそんなやつと付き合っても絶対破綻するからな。
連絡先すら交換しなかったけど、元気でやっているだろうか。
んでさ。結局ゼミの友達が開いてくれた合コンでさ。お持ち帰りしてさ。
その晩、5回くらい発車してさ。
前後逆だけど彼女ができて。
その子がヤンデレだったのはまた別の話だ。。。
なぁ。小柴よ。
俺たちこれでよかったのかな。何も解決してなくて。あまりに矮小(短小ではない)な存在で。時々自分が嫌んなっちゃうけど。
また落ち着いたら飲みに行こうぜ。
そういや、たまに一緒に飲んでた松野っているだろ。
俺が奇跡的に開いた合コンで、付き合いだして結婚までいったんだぜ。
いつの間にか、お前のケータイの番号は変わっちまったみたいで。お前はもう一区切りつけたんだろうな。
俺のケータイの番号は変わってないからさ。よければ連絡してくれ。じゃあな。
ご愛読ありがとうございました。大野コヨーテ先生の次回作にご期待ください。