The other side from 宗介
宗介視点
※誰こいつ、と思った方は、
一番最初の紹介文を参照されたし(^^)
俺の名前は宗介。
自慢じゃないが、
性に目覚めた中学生以来、
彼女がいなかったことはない。
そう周りに言うと大抵驚かれるけど、
逆に聞きたい。
お前らは、いなくて平気なの?
たしかに、少しイケメン寄りの顔立ちなのは、親に感謝、
しかないと思うが、
別にMr.〇〇大とかになったこともないし。
自分から告白してることのほうが断然多い。
そんな羨ましいと言っている暇があったら告白すりゃいいじゃん、と思う。
言わないけど。
いや実際は、
以前は友人たちに素直にそう伝えていたけど、
いつからか言わなくなったんだ。
その理由は、
そういうやつらに言っても、
絶対やらないからだ。
そのくせ、常に羨ましそうな顔をする。
こんなに簡単なことなのに、
この世の中にはできない奴らもいるってこと、
不思議なんだけど、理解したんだ。
同時に俺にとってはライバルが減るのだから、
ラッキーかもしれない、とすら思っている。
今までで一番スリリングだったこと?
一番か、はわからならないけど、
会社で後輩の子に言い寄られて、
非常階段のところでイチャついたことかな(笑)
彼女はしってるかって?
知ってるわけないだろ(笑)




