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オシロイマツリ  作者: MasA
ノロイゴロシ編
22/26

前日

なんと、市長に根回しした結果萌里さんが登校してきたのだ。

「わ〜、ほんとにもえりんが帰ってきた!やったね、まさ…コホン、大田原くん。」とニナが興奮気味で話す。

「いや、なんで下の名前で呼びかけて上の名前に言い換えたんだよ。」とツッコむ。野暮(やぼ)だが。

「はは、まぁ私はこのとおり元気元気!」と萌里さんが強がる。

「え?待って。この前よりアザ増えてない?」と花南さんが心配そうに聞く。

「…まぁ、なんだかんだ父親にはされたよ。みんなが来たあとから特にね。」とポツリと返した。

「なんか、ごめんな。でもそのお陰で色々根回し出来るようになって学校に来れるようになったんだし、明日、発表成功させような。来ないとニナが早乙女するはめになるからな〜。」と言い放つ。なんか、ニナの視線を感じる。怖い。

「はい?嫌ですけど。私、マネージャーなのでね。まぁ、覚えてないこともないしやってあげてもいいよ。私、天才だし?コイツも言ってるし?普通に来て欲しいけど。」となんというかツンデレ風にニナが返す。

可愛いやつ。

「ふふ、萌里さんが来ないとお猿さんの醜態が県内最大級のホールで晒されちゃうわね…。」とまたもや紗希さんがクスクス笑っている。

「お猿さんは流石に言い過ぎだろ。一応、人間だしな。お猿さんみたいな感じはしないでもな…」とフォローしてるようでフォローしてないことを言ったら、ニナにどつかれた。ち、力加減してくれ〜。

「ウザイ」とニナがポツリと言い放つ。

「さ、さぁてと、明日は発表だからね。うん。仲良く仲良く…。」と花南さんがなだめる。

明日、萌里さんは来てくれるのだろうか。そうでないとアイツのしゅ…

ニナが臨戦態勢を見せている…。これ以上は控えよう。うん。

-続く-

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