表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オシロイマツリ  作者: MasA
イナリカクシ編
10/26

幕引き

決意。

それは、自ら命を絶つこと。

俺、大田原優はまず、遺書を書いた

「私、大田原優は命を狙われています。何故かは分かりませんが確実に狙われています。大切な友人たちがオシロイさまに取り憑かれています。この呪いを解くには自ら命を絶ち、捧げるしかありません。この謎めいた吉宮村の真実を暴いてください。それだけが私の願いです。」と我ながら粗雑だなと思って笑ってしまったが、これでいい。焦っていることが伝わりやすいからだ。

そして、家にある縄と丁度縄をかける所があり、そこで首を吊り、命を絶った。


その後

私は、御伽原ニナ。大田原優くんのお隣さんで幼なじみです。

彼が、自ら命を絶ったと聞き、信じられませんでした。確かに、様子がおかしかったけど、まさかこんな事になるなんて…

私も彼と同じようにおかしくなったようなのですが、恐らくオシロイさまが迎えに来てくれたんです。

だから、彼のとこに今、向かいます。

待っててね、優くん…。


結末

私は、大蔵石人。吉宮署の刑事です。

私が、おんそれ送りの翌日に話をした彼が亡くなり、その後幼なじみである御伽原さんが亡くなったことを大変悔やみ、私は刑事の職を辞することとなりました。

周りの方からは「石ちゃん、あなたのせいとはいえないのではないか?」と止められもしましたが、遺族の方、そしてお友達のみなさんのことを考えるとこのまま刑事をやっていいはずがないという決意は揺るぎませんでした。


-イナリカクシ編 完-

これにて、イナリカクシ編は終了になります。

次からは、オソレオクリ編になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ