商人中心魔術もの
ちょっと思いついた系。
魔術学園というものがある。魔術師を集めて魔法を教えあうと言うものだった……。
しかしある日儀式で大失敗を起こしてしまい、学園は破綻。
学校運営が成り立たなくなり、大商人による学園乗っ取り&学園の分割が行われた。
その関係で『安定して金を稼げる』魔術以外の研究が停止し、メイン系統以外の魔術師達は冷遇された立場に置かれることになる。
そんな中、ある一人の男がレア系統魔術として魔術学園に入学するところから物語は始まる……。
魔術学園アルティーク
元最大・最古の魔法学園。元から民間人と魔術師をつなぐという信念の元運営されていた。
しかしながらバルテードの崩壊により2校分の人員が集まっている為、やや問題が発生している。
魔術学園バルテード(迷宮都市バルテード)
アルティークの次に作られた魔法都市。
大魔力集積炉の開発で失敗を起こし、国の天候が変わるという大被害を巻き起こす。
その事件のせいで無数の資料が紛失した為、学園を一か所に集めるのではなく、数か所に分割をする&一か所の権利を減らすようにしている。
事件前より研究者の暴走で地下迷宮化しており、資料を探しに行くために、研究班が行くこともある。
(よくある緩いファンタジーダンジョン)
魔術学園カルテーナ
アルティークから分割した学園。戦闘に特化した魔術を目的としており、
レア系統の魔術を毛嫌いしている。
魔術学園ディテクター
アルティークから分割した学園。一部バルテードの生き残りが運営しており、ややマッドサイエンティストの気質が強め。
魔術学園エターノ
アルティークから分割した学園。文学系が強い。
アルティークのシステムについて
魔術科、工業科、商業科の3つに分類されている。魔術にはお金が必要なので、在籍中に商業科の人間にスポンサーになってもらわないといけない。
レア系統の魔術は引き継ぎなどの問題もあり、商業科に嫌われやすい。
主人公
レア魔術使いの宝庫。実はバルテードの大魔力集積炉の最重要パーツ扱いで、基本的に成長が遅い。
大魔力集積炉関連の魔術を全て習得しているが、その実他のメジャーの魔術が一切使えない。
とある人物の好意(打算含む)でアルティークに入ることになる。
最終的に自分が帰る場所(大魔力集積炉の中)に行く事を目的としているが、バルテードの内乱によってやや人間不信な所があったりする。
幾つかのレア系統の魔術師の教師役を務めていたりする。
主人公はいわゆる学園主人公物なんだけど、
ヒロインへの好感度が高くないとつまらない表情で大規模魔力集積炉の中に入って行っちゃう系。
大魔力集積炉
バルテードが開発した巨大な魔力を集めるための装置。
設計図や図面が一切秘匿されていた為(また、設計者が死亡した為)、どのようなものだったのかは詳しくはわかっていない。
学園内の内乱(重要パーツを引っこ抜こうとする)により、破壊された為、研究はそれほど進んでいない。