エピローグ7『桜と共に旅立つ』
大学と高校の卒業式は別々だと言う
私と八千代は北条先輩とは違って短期での入学、つまり今日が卒業だ
卒業の花束を知らない人から貰い、多すぎる花束を持ってる八千代の元へ行く
「いやーエースってこれだから嫌なんだよね〜」
「自慢かっつうの、良かったじゃない。あなたは北条先輩の生活支えながらボチボチ仕事でしょ?」
「そーなるかなぁ、先輩は別に専業主婦でもいいって言うんだけど先輩はまだ働いてる訳ではないから一応ね」
八千代とそんな生々しい会話をしていると
授業終わりと思われる高杉君が走ってきた
「雲母さん・・・・ご卒業・・・・おめでとうございます・・・・ゼェゼェ」
「高校三年生は卒業式練習だったんだから無理しなくてもいいのに」
「だ、だって雲母さんもう明日に飛び立つって!」
「あら、恋愛から聞いてたの。隠してたのに」
高杉君はようやく息を整えてから
深々とお辞儀した
「絶対にいつか迎えに来ますから!絶対に!」
「それ何回も聞いたわよ。あ、それはそうと生活費はしばらくあなた負担だからね」
「えぇ!?それってズルくないですか!?」
「ずるくないもーーん!普通だもーん!」
「・・・・嬉しそうだね。雲母。そんなに高杉君のこと好き?」
「は、はあ!?何言ってんのよ八千代!別にそんなこと・・・・」
私がモジモジしてると八千代はイラついたのか
私の背中を押して高杉君の胸の元へ行ってしまう
私は顔が爆発する感覚を覚えたが必死に隠す
「雲母さん・・・・あったかいっすねぇ」
「もう、バカ・・・・すぐに来なきゃ許さないんだから」
そして私は高杉君に向かってキスをした
また、最初のようにおでこに
そして私はウインクをして逃げるように高杉君から離れる
「それじゃあ、また会いましょう。暎君」
「はい。今度は唇にしてくださいよ。雲母さん」
私は振り向きざまに見える爆笑してる八千代をぶん殴ってこの大学から出ていった
また絶対に会いにきてくれる
暎君の言葉を信じて・・・・
はい、金華山雲母編となりました
え?少ない?いやいや気のせいですよきっと(早口)
いや、前に言ったじゃないですか、高杉編と雲母編は別れると
別れるようにしたらこんな風に短くしないと話が繋がらないんですよ。それは次回を見れば分かりますから
次回はこの卒業式から一年後の話になります
『運命のいたずら』というものです。ではまた次回!




