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エピローグ4『後悔なんてさせない』

向日葵や蒲公英が咲き誇る花畑

その真ん中で佇む少女

体にも比例していない麦わら帽子に

冬場だというのにノースリーブの白いワンピース

黄色の髪には向日葵と蒲公英と菫が付いていた


「綺麗だな。お前も。この花畑も」


「でしょう先生!私達が育てたんだ!」


雲雀家は代々受け継がれるこの花畑を育て

その花を売る職業をしている

先生もそれは承知の上で誘いを承諾した

花畑など、本人は来たことがなかったからだ

真ん中にいた雲雀家長女の杏子は先生に近づく


「そんなとこにいないでもっと近くで見よ!」


「なあ雲雀、お洒落はいいことだが寒くないのか?」


先生の質問に雲雀は大丈夫と胸を張る

しかしノースリーブゆえたまに歯がガタガタ音を立てる

先生はため息をついて着ていた分厚いコートを着せる

念のため分厚いのにして良かったと心の中で安堵する


「ねえ、先生は一ヶ月後に私達が卒業したらどうするの?」


「別に、次は一年の担任してのんびりしてぇって思ってる」


「先生は相変わらずだね」


雲雀は呆れた様子で頰を膨らませた後

ようやく麦わら帽子を取り深々とお辞儀する


「ねぇ先生、やっぱり私とは付き合えない?」


「先生と生徒だからな。無理」


「その立場関係なしにどう思ってるの!!」


雲雀の剣幕に先生は一歩後ずさる

先生は後ろ頭をかきながらため息をつく

どうやってこの小娘を対処しようか

先生の頭はそれだけでパンパンだった

すると、雲雀は先生にハグをする


「私は先生に何を言われても気持ちは変わらないよ」


「お前・・・・どうしてそこまで」


「絶対に先生に後悔なんてさせない。理想の女性になってみせるから!だから!」


それ以上は台詞を続けられなかった

先生は雲雀の頭を撫でていたのだ

その顔は安堵と笑顔が混ざってるように見える


「全く、お前は本当にしつこいな」


「それが長所ですよ?」


「まぁ、お前が大人になって理想の女性になって気が向いたらな」


「えー!もったいぶらせないでくださいよ!」


「んで?お前そういや卒業後どうすんの。お前三者面談いらないって言ってたけどさ」


「ん?あー!私ね今度新作の小説出すんだ!また読んでくれる?」


「まぁ、お前の第一ファンだからしょうがねぇよ」

はい、というわけで雲雀杏子と明智健吾先生の話でした

この二人は結局あやふやで終わらせてしまいました

最後の会話ラッシュで面白いことを言ってましたね

「また」読んでくれる?とか、第一ファンとか

きっと雲雀が先生を好きになった理由はここに隠されてるんでしょうね

もう読者の皆様は分かってると思うのであえて言いません


さて、もう一つ気になることを言ってましたね

それは雲雀さん(あんこ)が新作を出すと

この作品が終わり次第その作品を投稿する予定です

その名も!『あの女子校には男の()がいる』というものです

いやー私の女子キャラはいっぱい作れるという長所が火を噴きますね

どんな内容かは全部のエピローグが終わり次第発表します



次回は『二つある女の巣立ち」

まあ二つある女といえば一人しかいませんね

あとがき長くなってすみません、また次回!

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