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結構暗い話になりそうです

清水守。本人は12歳と言っている

綺麗な青髪以外は少しボロボロ

一人っ子で逸れる前はあまり親は関わってくれなかったらしい

真里奈さんが聞き出してくれた情報を聞き

さらに守ちゃんが捨てられた可能性が高くなった

まともに食べ物も提供させてもらえず

よく親は喧嘩していたらしい

生活に負担が大きかったのかな・・・・


「君の家は覚えているの?」


「見た目は覚えてるけど道が分からない。この公園初めて来たから」


充分に泣いてもいいのに

何かを悟ったかのようなことを言う守ちゃん

ここは田舎とはいえ街が無いわけじゃない

そんなとこからこの子の家を捜すなどかなり困難である

今までずっと顎に手をやって考えてた悠が口を開く


「じゃあ親が見つかるまで僕が守君を預かろうか?」


「え?いや、確かに悠は一人暮らしだけど大丈夫なのか?」


「まぁ、暮らしはキツくなるけど放置するのも嫌だろう?」


俺と真里奈さんと悠はうーんと考えていると

なぜか上から聞き覚えのある声が聞こえた


「困ったことがあればなんでも売ります♪なんでも屋へようこそ〜♪」


急に公園から店のような場所に変わり

俺たちの目の前に女性が笑顔で立っている

あれ、この人確か姉さんの幼馴染の綿貫知沙さんじゃないか

俺達四人ともビックリしているとさらに面白そうに笑う知沙さん


「お困りのようね?聞いてあげるわよ?」


「あの、守の、守のママとパパを見つけて欲しいの!」


これしか頼みがないと感じたのか

守ちゃんは前のめりでそうお願いする

知沙さんは人差し指を口の横に立ててすこし考えると

手を合わせてニコッと笑った


「はーい承りました〜♪」


知沙さんはいとも簡単に言うと

水晶玉のようなものを出し瞑想する

すると公園の映像が俺たちの脳に巡る

あれ?俺たちがさっきまでいた所じゃないか


「あら、どうやら私はお邪魔だったようね♪」


「待ってください!貴方はなぜ・・・・」


「あーそうそう守ちゃん。この先どうなっても生き続ける覚悟は出来ているの?」


「・・・・うん。守はどんな事が起きてもママ達が生活削ってくれた命は無駄にしたくない」


子供では絶対に言えない事を言ってしまう守ちゃん

知沙さんはまた面白そうに笑うと同時に

店から公園に移り変わった

すると目の前に守ちゃんの母親がいるではないか


「ママ!私ずっといい子にしてたよ!捨てたなんて嘘だよね?」


「・・・何故まだ生きている」


母親はそんなことをボソリと呟いた

よく見ると母親もかなりボロボロである

母親は頭を抱えながら叫びまくる


「何故まだ生きているの!?貴方なんて産まれなければ私達の生活は苦しむこと無かったのに!」


知沙さんが言っていたことはこのことだった

両親は子供を産んだことで生活に負担がかかりすぎたのかもしれない

子供を捨て数日経っているとしてもここまでボロボロだと

元々貧乏だったのかもしれない

本来なら絶望したり泣いてもおかしくないのに

守ちゃんは表情を変えない


「ママ。守は大丈夫だよ」


「・・・・え?」


「守は・・・・一人でもやっていけるよ?」

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