きっと何かの間違い
『伽耶は皆のことちゃんと見てるのに、お前らは伽耶のことを全然見てないんだな』
その声とともに、私は目を覚まして体を起こした
・・・・また、この夢ですか・・・・
恋愛さん、すでに彼女がいるなんて
きっと何かの間違いです。私が
・・・・私が目を覚ましてあげますからね♡
悪寒と共に俺の夜明けはやってきた
あぁ、また悪寒がするのは八坂さん以来だ
俺は体を横にすると顔に柔らかい感触を覚える
俺は目を開けそれを手探りする
「きゃん♪もー恋愛ったらす・け・べ〜♪」
「ブーーーー!湯婆姉さん!?なんでここに!?」
「sorry♪寝つき悪くて恋愛を抱き枕にしてました♪」
「そっちじゃない!俺の質問はなんでここにいるんだよってことだよ!」
「what?それは今日からまたここに住むからだよ♪」
「はぁ!?どういうことだ!?」
俺たちの騒ぎに気づいたのか
姉さんも部屋に入ってくる
姉さんは聞いていたのか、顔をしかめて俺から湯婆姉さんを剥がしてくれる
「ほら両親は仕事で忙しいでしょ?雲母だけじゃ不安だと思って仕事も安定してきた私が助っ人しにきたんだよ!」
「ってことらしいわ」
俺は頭を抱えたが、同時に聞きたいことがあったのを思い出した
そう、八坂さんから聞いたことだ
「な、なあ湯婆姉さん」
「Quietly。話は学校の後よ。恋愛」
結局湯婆姉さんに何も聞けないまま
俺は家の外に出る
だが、家の外で待っていた人がいた
「お目覚めですか?おはようございます恋愛さん♪」
「お、おはよう伽耶。よく俺の家覚えてたな」
「それはもう何度もお世話になりましたから。他お二方にもご挨拶したいのですが・・・・」
「いや!いいよそれは!学校行こうか!」
他二人に会ったらまずいことになりかねない
と思った俺は伽耶を学校へと急かす
何年振りだろう、こんな風に登校するのは
「そういえば聞きましたか?今週の金曜日にクラスマッチがあるって」
「あー、確かそうだったな。確か男子がサッカーで女子がバレーだったよな」
「チーム分けを聞いてないのですが、それに私入ってるのでしょうか?」
「えーっと、確か一人足らないってとこがあったはず。確か・・・・あっ」
そこまで言いかけて俺は気づいた
ちょうど一人足らないってところは
百華さん、雲雀さん、真里奈のいるチームだ
・・・・そういえば、クラスマッチの日だったよな
伽耶が、俺を好きになってくれたと言った日は
百華さんがあんな状態で勝てるのだろうか
まあ、楽しめればそれでいいのだが
「ふふふ♪心配してくれてるんですか?安心してください。あの頃のように私は弱くありません」
伽耶はイタズラみたいな笑顔をして
俺にそう言ってくる
また・・・・あのようにならなきゃいいが
俺の心配はよそに、クラスマッチは
すぐに開始されることになった
ようやく学校のイベント回ですw




