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リアルはそんなに甘くない?

今回の雲母の話は実質二ヶ月前くらいにクラスメイトから聞いた話です

友達ではないので詳しくは分かりませんが実話とだけ理解してください

「んあ?県外?」


パンケーキを頬張ってると

姉さんからそんな話をしてきた

姉さんの珍しい真剣顔に俺はパンケーキ食べるのをやめ

そこにあったチョコシェイクを飲み始める


「姉さん県外のとこ勧められたんだな。別にいいじゃん、湯婆姉さんも県外にいるわけだし」


確かあの人は県外に行く前は大谷さんと付き合ってたが

それぞれ別々に仕事することから別れてしまったらしい

県外に行けば出会いはいくらでもあるもん!と

湯婆姉さんが意地はってたのを思い出す


「そ、それはそうだけど、湯婆姉さんみたく高杉君と別れるのもなーって」


たしかに高杉も警備員になると決め

さらに姉さんが県外行き出すと

会えるのはかなり少なくなるだろう

それでも付き合うとなると自然と気持ちが冷めてしまうかもしれない

多分姉さんはそこらへんを心配してるのだろう

今まで恋をなんとも思ってなかった姉さんがここまでくるとは

高杉恐るべし


「県内で仕事となるとかなり少なくなるし給料も少ないだってさ」


「まぁーうちは田舎だかんなー」


「あんたはどうするのよ。就職」


「結局進学になった。お前の頭じゃ無理だって先生が」


「妥当の判断ね」


俺は少し考えていると

ドアが勢いよく開けられる

そこには無理やり連れられた感満載の高杉と

珍しく息切れしてる佐藤さんだ


「雲母!県外だなんて聞いてないよ!・・・・ハァ・・・・ハァ」


「あ、ごめん八千代、多分それどころじゃないと思って」


「そうっすよ雲母さん!俺達に相談なしって酷いっす!・・・・ハァ・・・・ハァ」


悩みのタネがそんなこと言うので

姉さんは困った顔で俺を見る

いや、この状況どうしろと

というか二人は誰から聞いたんだ?


「さっき雲母の幼馴染の綿貫さんって人が教えてくれたんだよ」


「あんのバカ余計なことを・・・・ていうかまだいたのねあいつ」


俺の高杉には分からない話をする中

ようやく息を整えた高杉が姉さんに抱きつく

咄嗟のことに姉さんは裏声で悲鳴をあげる


「雲母さん!安心してください!俺はすこし離れたくらいで飽きません!俺はもう雲母さん一本って決めたんだ!」


「た、高杉くん・・・・でも・・・」


「何年経つか分かんないけどもっと立派になって雲母さんを迎えに行きます!」


男らしくそう宣言する高杉は

本当に俺から見てもカッコよく

姉さんは高杉に抱き返してこうつぶやいた


「覚悟しなさい、私しかいらないくらい依存させてやるんだから」


「・・・・はい」


こうして姉さんの悩みは解消された

夏休みも終わり二学期も順調に進む中

俺だけが皆より順調じゃないことに

まだ気づかなかった

俺に、また更なる刺客が来るなんて・・・・

次回はちょっとしたおまけ回?

ついにあの人が再登場?

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