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たまにはツンデレで一休み

今回は雲母目線でお送りします

『明日空いてます?いい店見つけたんで一緒に行きません?』


今日唐突に、高杉君からこんなメールがきた

私は正直に言うとこのメールに既読をつけるのに3時間ほどかかった

私は既読をつけてさらに1時間かけて

たった一言『いいわよ』とだけ送った

私は一人で机に突っ伏してやってしまった・・・・とうなだれる


「どうしたの?彼氏の誘いに受けてしまったみたいな顔して」


「どうしたもこうもあんたの言う通りよ八千代」


「おお!高杉君と会いに行くの?もしかして明日?」


「あんたなんでそこまで分かってて聞いてくんのよ」


その後も八千代がしつこく聞いてくるので

私は八千代を無視して屋上へと向かう

まあ、無視しても後ろから付いてくるのが八千代なのだが

屋上に着くと最初に目に入ったのが

寝そべって寝ている男だ

こんなやついたか?他のクラス?いや多分先輩だな


「あれ、北条先輩じゃないですか。また寝てるんですか?」


北条先輩、と呼ばれた男は片目だけ開けて私達を見る

北条先輩というと、多分北条夏海だと思う

私達より一年先輩で

全員が知ってるほどのサボリ魔である


「やあ八千代。見ての通りだよ」


「もー相変わらずですねぇ。怒られるの私なんですからぁ」


怒られる?私はじーっと八千代を見ると

私の疑問に気づいたみたいで後ろ頭をかく


「先輩はバレー部でさ、私が世話係みたいなものを押し付けられて」


「それでサボったらあんたまで怒られるって訳ね。おつおつ」


そう言いながらも後輩が先輩の世話係など聞いたことない

それほど問題児なんだろうなぁ・・・・

そんな他人事なことを思ってると

急に北条先輩は私に近づいてきた


「君のことは聞いてるよ。確かに噂通りの美女だね」


急に私に顎クイをしてきた北条先輩

北条先輩もイケメンなのでさすがに目線を逸らしてしまう

すると北条先輩はさらに顔を近づける


「ねぇ、俺と付き合ってみない?」


ちょ、ちょっとなによこいつ

このままじゃ唇に・・・・


「なにしてんですかーーーーーーーーー!」


私は覚悟を決めて突き飛ばそうとすると

急な浮遊感を覚える

そうそう突き飛ばすにはこうやって・・・・

・・・・・・・・・浮遊感?

私は目を開けるとどうやら八千代に引き剥がされたみたい

なぜか八千代に抱っこさせられている


「なんだよ八千代〜♪からかっただけじゃん♪」


「か、からかってるようには見えません!それに雲母には彼氏が居るんですから!」


八千代の問題発言に私が赤くなってしまう

私はとりあえず八千代を引き剥がす


「彼氏がいるのは否定しませんが、そういうのは迷惑です」


「へー彼氏いるんだ♪前は男なんて興味のない一人狼だったって聞いたけど?」


その言葉に少しなにかが頭の中をよぎる

『俺彼女いるからお前なんて興味ないし』

・・・・思い出したくもない過去だ

そういえば過去の男と先輩似てるな

まあ苗字は違うし名前が一緒なだけか


「あーそうそう、北条ってのは母の苗字でね、昔は神原だったかな?」


その言葉を聞いた瞬間色んな過去がフラッシュバックする

こいつは・・・・私の初恋の相手だ

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