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ウルスラ



「ウ、ウルスラ! 俺は別に」


 言葉は最後まで続かない。

 途中でウルスラと呼ばれた幼女に問答無用で殴られ、男は派手にカウンターの所まで吹き飛んでしまったからだ。

 男はカウンターの奥に並べられていた小さな酒樽やジョッキを派手に破砕しながら壁に叩きつけられ、次いで数人の男達も同じように吹き飛んでくる。

 幼女の細腕の何処にそのような力が宿っているのか、半ばとばっちりに最初に殴られた男の側に居た者達を、ウルスラが無差別に殴った為だ。

 それを合図としてか、酒場にいた者達はわっと蜘蛛の子を散らすようにして店の裏口目がけ逃げて行く。


「ああ! お、俺の店がぁああ!」


 ゴリアテが悲痛な叫びを上げた。

 その後も幾人か、ウルスラの凶悪な拳打によって逃げ惑う男達を巻き込みながら、カウンター奥の酒棚へと飛んでいったからだ。

 一方で我先にと逃げ惑う客達は押し合いへし合い、床に散らばった酒樽(小)やジョッキを踏み割り、あるいて手癖の悪い者などはチャッカリ小売り用の酒樽(小)を抱えて裏口の奥へと消えて行く。

 つい一月前までは頻繁に起きていた光景であったのか、女給のトラコ嬢などは慣れた手つきで不埒な真似をして逃げていった客の名前と盗まれた酒の種類を手早くメモをとっていたが、店の状況を見るに例え取り返し弁済させたとしても焼け石に水であろう。

 やがて酒場の客は誰一人として居なくなり、滅茶苦茶になったカウンターとテーブルが横倒しになり散らかった空間が残った。


「ぬははははは! キシロー、戻ったのじゃ!」


 貴志郎と酒場の従業員以外、誰も居なくなった店内を幼女はズンズンと近寄って来る。

 片手には何か持っているようで、ズルズルと引きずっているのが貴志郎からは見えた。

 まだ殴り足りない人物が居るのだろうか?

 いや、アレには見覚えがある。

 先程ゴリアテとの話に出ていた、ルーガルー(狼獣人)のディギルという冒険者だ。

 ディギルは気を失っているのか、それとも息も絶え絶えになっているのか、抵抗するそぶりも無くウルスラに引きずり回されていた。

 時折、散乱したテーブルに引っかかり、その度にブン! と振り回されてはキャン! と悲鳴を上げているところから、死んではいないようだ。

 やがてウルスラは貴志郎の目の前にやって来ると、フンスと鼻息も荒く上機嫌で胸を張り、懐から小袋を差し出してきたのである。


「やったぞ、キシロー! 今日は銀貨二枚で売れたのじゃ! どうじゃ、すごかろ! ぬはははは、惚れ直したろう! これで吾輩の借金は全額、返済できるな!」

「お、俺の店……」

「そんな事より、お前その人どうしたんだ?」

「応、これかや? コイツはの、あろうことか吾輩にキシローを売れと持ちかけて来よったので、ボコボコにしてやったのじゃ! まったく、何処でキシローが超古代人の奴隷などと聞きつけたのか、あとでじっくりたっぷり聞き出してやるのじゃ!」


 そう言うや、ウルスラはブンと持っていたルーガルーの冒険者を投げ捨てた。

 ディギルはやはり、先程殴られた男達同様にカウンターの方へ飛んで行き、残っていた数少ない酒樽(小)を破壊して床に落ちる。

 断末魔のようにルーガルー達が元も不名誉とする、犬のようなキャイーンという悲鳴をあげながら。

 同時に絹を裂くような悲鳴もゴリアテから上がり、対照的に貴志郎は深くゆっくりとため息を吐いた。


「……ウルスラ」

「ぬははは――、なんじゃ?」

「そいつはゴリアテに渡せ」


 僅かな沈黙。

 貴志郎の台詞は余程意外だったのだろう、ウルスラはきょとんとして固まってしまう。

 が、すぐに再起動して、少しムキになりながら抗議の声を上げた。


「何でじゃ!」

「お前が店を滅茶苦茶にしたからだ、バカ」


 そう言って、ペチと額にデコピンをした貴志郎。

 そのような暴挙を行えばどうなるか、先の惨状を見れば明らかであったのだが――


「あだ! な、何をするんじゃキシロー!」

「お前こそ何考えてんだよ! 約束したろ? 俺が協力するかわりに、言う事を聞いてくれるって」

「そ、そうじゃ? だからこうして、地味~な内職をマジメにじゃの」

「そこじゃない! 無闇矢鱈に暴力を振るうなって約束しただろ」


 言われて、ウルスラは先程までの強気な態度は何処へやら、ケモミミと尾を垂れさせしゅんとしてしまった。

 それから、唇をとがらせバツの悪そうにモフモフの尻尾の先をいじり始める。

 もしこの場に彼女の事を知る者がいたならば、卒倒しかねない殊勝な態度であった。

 似たような光景を何度も見ているゴリアテとトラコ嬢なども、何度見ても信じられぬとばかりに目を白黒とさせている。

 そんな空気の中、貴志郎は手の平をウルスラに差し出して、おずと不満たらたらに差し出された銀貨の入った小袋を受け取り、中身を確認するとそのままゴリアテに差し出した。


「……とりあえずマスター、これ。銀貨が二枚入ってます。残りの被害額はキッチリ、“ニムロッド”の方で弁済しますんで、悪いですけど後日改めて請求してもらえますか?」

「あ、ああ……。助かるよ、キシロー。ウチとしちゃ、お前らが払おうとしてくれるだけで大助かりだ」

「やめるのじゃ、キシロー! それは吾輩が稼いだ大切な金じゃぞ!」

「“ニムロッド”のみんなで稼いだ金だろうが」

「じゃ、じゃが借金が! それだけあれば他の店の借金もかる~く返せるのじゃぞ?」

「これっぽっちで返せるか」

「で、でもキシローはゆうたではないか! 借金は銀貨を二枚稼げば返せるって――」

「銀貨二枚は今月必要な分。借金全体じゃ金貨二枚いるんだよ。てか、毎月どれ位返さなきゃならんのか、リーダーのお前が把握して無くてどうすんだよ」

「うう……、そんな事言ったって、パーティの細かい事はファリアスの奴に任せてたし……」


 ファリアス、とは最近まで“ニムロッド”に所属していた、とある神官の名前である。

 貴志郎とは直接の面識は無く、ウルスラと貴志郎が出逢う少し前に“ニムロッド”の面々に愛想を尽かし脱退した人物であるらしい。

 その後、とある事情により“ニムロッド”に所属する事になった貴志郎であったが、なし崩し的にパーティ内における彼の役割を継ぐ羽目に陥っていたのである。

 ここの所彼が青い顔をして悩んでいたのは、“ニムロッド”の面々が方々でトラブルと借金をこさえ、その後始末(土下座外交と称しても良い)や返済計画やらに奔走し、それでもパーティの運営資金がまともに捻出出来そうにない事が原因であったのだ。


 本来、この世界においてパーティにおける資金管理などはリーダーないし、信用のおけるメンバーが行う重要な役割である。

 当然貴志郎のような新入りに任せるような役割ではない。

 だがパーティメンバー全員が金に頓着しないと――あるいは、全員が細かい計算が苦手な所謂“脳筋”系であると、このような事例がごく希に発生した。

 特に貴族街を拠点とするパーティとは違い、教育水準の著しく低い貧民街を拠点とするパーティにはこの傾向が強く、既に資金繰りを行うメンバーがいたとしても、貴志郎のようにキチンと資金繰りの計画を立てられる人物が居れば普通に勧誘する事もままあるのである。

 それが例え、剣も魔法も使えない、トラップ解除すらおぼつかない非力な人族であっても重宝されたりするのだ。

 もっとも、そこにつけ込んで詐欺や横領を働く不埒者もいるので、やはりおいそれとは新入りにやらせる役割でもないのだが。


 その点、ディギルという冒険者には貴志郎が良物件に見えたのだろう。

 一月前にどこからか現れた彼は、一癖も二癖もある“ニムロッド”の面々を御し、傍目にも何時破産してもおかしくないような状況を整理して、本人は誠実に仲間の失態のフォローにかけずり回っていたのである。

 しかし貴志郎は激務の毎日に見る間にやつれてゆき、誘えばホイホイと付いてきそうな程悲壮な空気を醸し出したのが最近の事。

 その姿を見ている者は見ていたようで、一部では彼の人間性への評価と相まってどうやって自分達のパーティへ誘おうかと牽制しあう空気が生まれた矢先、抜け駆けを行ったのがディギルという冒険者だった。

 今回の騒動は彼が貴志郎をヘッドハンティングしようと謀り、『小さな巨人亭』の店主ゴリアテが誤解して起きたものであったようだ。

 結果、抜け駆け同然に謀を実行に移したディギルはというと、手酷い制裁を加えられ誰も幸せになれない結末を迎えたのである。

 ――それはそれとして。


「そんなんだからそのファリアスさん、逃げちゃったんだろ。俺も正直、逃げ出したいぞ」

「キ、キシローは絶対逃がさないのじゃ! お、お主は吾輩の全財産なのじゃし!」

「逃げないでくれキシロー! 頼む、この通りだ!」


 貴志郎の発言に慌てたのか、ウルスラとゴリアテは血相を変え、貴志郎に縋り付く。

 特に、ウルスラの貴志郎は自分の全財産、という発言には嘘偽りが無かったりする。

 詳しい事情はさておき、彼女は貴志郎を手に入れる為、文字通り全財産をはたき“奴隷”として手元に置いていたのだから。

 その上で貴志郎がこの世界で初めて目覚めた日、彼女は自分への協力と引き替えに約束したのだ。

 新世界、ノヴァ・パンゲアにおいて貴志郎の身の安全を保証すると。

 条件付きながら、元の世界に帰る為の手助けをすると。

 貴志郎もその辺りの事情を知っていたので、一見、血も涙も色気もない彼女の主張には返す言葉が見つからない。


「わかった、わかった。逃げやしないよ。正直逃げたいけど、大丈夫、逃げたりしない。俺も、ウルスラの協力が無いと元の時代には帰れないし」

「ほ、本当かや?」

「本当か?!」

「当たり前だろ。大体、俺は今の所ウルスラの“奴隷”なんだ。お前が何度も俺との約束を破らない限り、何処にも行かないし行けないよ」

「本当に、本当かや?!」

「ほ、本当なんだろうな?!」

「本当だって。……マスターも、しつこいですよ?」


 貴志郎の力強い肯定に、幼女と筋肉ダルマは同じ仕草でほっと胸をなで下ろした。

 見てくれの差は天地程あれど、中身はそれ程変わりないのかも知れない。

 どちらがより情けないかは、余人の評価が別れるところではなかろうか。


「とにかく、この金はここのマスターに渡すから。他の所の借金は、明日俺が謝りに行く」

「うう、わかったのじゃ……」

「まったく。……今日はもう休もう、ウルスラ。貴族街まで往復したから疲れただろ」

「む? ぬははははは! そうでもないのじゃ! まったく、キシローも殊勝じゃの! 吾輩の心配をするなど、愛い奴め!」


 ウルスラは中々に現金な性格をしているようだ。

 あまりに痛々しい程、貴志郎を失う事への恐怖からオドオドしていた様子から一変、優しい言葉を受けて一瞬で元の傲慢な性格に戻ってしまう。

 が、それも見ようによっては照れ隠しにも見えるので、貴志郎は特に突っ込まず懐から銅貨の入った袋を取り出して、側に居たゴリアテに銅貨十四枚を手渡した。

 金額は、二回分の食事が付いたその日の宿泊料の、二部屋分である。

 “ニムロッド”に限らず貧民街の冒険者達は特定の住居を持たない為、こうして拠点の酒場や宿屋などでその日暮らしをする事が一般的であった。


「はいはい、わかったから。あ、アデルとルクレツィアは?」

「バイトで私腹を肥やしに行ったのか、貴族街ではぐれたのじゃ」

「んな事する暇あるなら、パーティにも金を入れてくれよ……」

「仕方ないのじゃ。ウチのパーティは装備品自己負担な上、運営資金は万年赤字なのじゃし」

「誰のせいだよ、誰の」

「う……そこを突っ込まれると弱いのじゃが……、だからといって無理にパーティの為に働かせて、今あの二人に愛想でも尽かされるのはキシローも避けたいであろう?」

「……うん、まあ」

「パーティを組んでおるとはいえ、忠誠を誓わせておるわけでもない。リーダーとしては多少の個人的アルバイト程度、目を瞑らんとの」

「それもそうか。ウルスラもたまにはリーダーらしいことを言うな」

「むふふん、そうであろうそうであろう。もっと褒めるが良い。ぬはははは!」


 ウザッ。

 言いかけて、言葉を飲み込む貴志郎。

 見てくれはケモミミ水干幼女であるが、彼女の実年齢を知る貴志郎にとってはウルスラの態度は愛くるしい幼女のそれには見える事は無い。

 かといって要らぬ言葉を吐きあえて不機嫌にさせても更にウザくなるので、こういう時はとりあえず笑顔で相づちを打ちフワっとした対応をとるのが最も無難であると、この一月の間に学んだ貴志郎である。


「でも参ったな。あの二人の分の飯代、要るのか要らないのかわからないぞ?」

「あの様子ならば、二人ともどうせ今夜は戻っては来まい」

「そうか。んー、じゃあ二人の飯代は要らない、かな? マスター」

「あいよ。ほら、飯代の差額、銅貨二枚を返すよ」

「ん」

「の、のう? キシロー」

「ん? なんだウルスラ」

「どど、ど、どうせならば、部屋も一つ、キャンセルせぬか? その、吾輩ならキシローと同室でも構わない、のじゃ」


 ウルスラの提案に、貴志郎は再びうーむと考え込んだ。

 “ニムロッド”のメンバーは男性が二人、女性が二人の四人パーティである為、寝台が二つある部屋を男性用と女性用に二つ、それぞれ借りている。

 所謂ツインベッドの部屋で、一晩銅貨五枚であった。

 これが一部屋分節約できるならば、今の状況では確かにありがたい。


「なな、なんだったらの。ツインでなく、シ、シングルでも吾輩は構わない、のじゃ?」


 シングル――つまり、小さな寝台が一つだけある部屋ならば、銅貨三枚。

 二人分の食事代を加えても、銅貨五枚である。

 ――どの様な理由か、貴志郎に懸想していると思われるウルスラの魂胆は見え透いていたが、初心なのか、それともこだわりがあるのか、力尽くで迫ってくるような事は無い。

 貴志郎自身、彼女の容姿を愛らしく感じてはいても、肉欲の対象としてはあり得ないので、同じ狭いベッドで寝ても“間違い”が起こる事はまずあり得ないだろう。

 そも、貴志郎には既に想い人がいるのだ。

 あの夢現に見た、エルフの少女だ。

 思い出しただけで胸が熱くなり、頬が赤くなる気がする程、日々その存在は大きくなりつつある。

 二十四年生きてきて、初めて実感する強い恋心。

 彼女に会いたい。

 三万年の時を超える秘術を求める事の他、もう一つ貴志郎にとってこの世界を生き抜く目的であったりする。

 なので正直な所、目の前であからさまな好意を寄せてくる、胡乱なちんちくりんにかまけている余裕などありはしない。

 確かに病弱で無い健康な体は色々と滾りやすいが、凹凸の存在しない体に反応する程相棒は悪食ではないと断言出来る。

 と、なれば、ウルスラの提案は悪くは無いと思えた貴志郎だった。


「……そうだな。マスター、シングルの部屋に変更できるか?」

「あいよ。じゃ更に銅貨七枚、返しとくぜ」

「くふふ、久々に、キシローとろまんちっくな夜を過ごせそうじゃの」

「過ごせるか。見ろよ、この有様を」


 言って、辺りを見渡す貴志郎。

 既にトラコ嬢が片付けを始めていたが、殴られ吹き飛んだ男達や逃げ惑った者達のお陰で、酒場は相も変わらず酷い有様である。

 気絶から覚めたのか、酷いダメージで未だ立ち上がれない男達がそこかしこで呻き声をあげている。

 いや、彼らはあれで、傷だらけで立ち上がれないフリをしてトラコ嬢に介抱してもらうつもりなのだろう。

 あの、下乳も露わに胸を覆っただけの上半身を、それこそ真下から見上げたならばどのような光景が目に入ってくるのか。

 想像して貴志郎も、しまった俺も殴られておけば良かったか、等と思えたが、ウルスラの前で口に出すほど愚かでは無い。


「あーあ、こりゃ何日か休店だな。酒も仕入れなきゃ……」

「……ごめんなさい」

「あー、気にすんなキシロー。お前が“ニムロッド”に居てくれるだけで十分だ。なんせ、店がこうなるのは三日に一度から一月に一、二回になったし、被害を補償してくれようともしてくれるからな。前は踏み倒されて当たり前だったから、それに比べたらな。何より、お前さんは悪くない」

「……いえ、迷惑を掛けてるのはウチですから」

「そうじゃ! キシローは悪く無いのじゃ!」

「そうだな、悪いのはウルスラだしな」

「う、ぐ……、は、反省しておるのじゃ」


 そう、ウルスラを軽く論破すると、キシローは先程ゴリアテに奢って貰ったエールのジョッキを手に取り、ぐいと一気に飲み干した。

 現実に戻ってみるとやはりやってられない、というのが正直な所であった。

 本当ならばウサ晴らしにもっと飲んでおきたかったが、こうなってはそれも叶わぬ願いであろう。

 程なく、ウルスラは桃色の妄想を、貴志郎はやるせなさを胸に二階にあるシングルベッドの貸部屋へと案内された。

 そこでウルスラはなんとか貴志郎に“血迷って”貰おうと、なけなしの個人資産でしこたまエールを頼み、浴びるように飲み飲ませた迄は良かったのだが。

 その後、目論見を達成せぬまま泥酔し寝てしまった彼女は、翌朝粗相をしてしまい、証拠隠滅に昨夜は貴志郎から変態的プレイを強要されたなどと嘘を吐き、挙げ句論破されるや証拠滅殺とばかり宿の壁ごと寝台を吹き飛ばして、貴志郎の悩みをさらに深く、強く抉るのだった。


 こうして、“ニムロッド”の借金はさらに増えたのである。










TIPS:

トラコ嬢は嬉しい事を隠せない。喉をゴロゴロと鳴らしてしまう為である。

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