16話「霊夢と魔理沙と……」
この話は二次創作 原作崩壊等が含まれておりますそれでもかまわないならお進みください
霊夢「…祐輔」
魔理沙「…霊夢」
あの戦いから1ヶ月が経った…霊夢はいまだに寝込んでおりフランは部屋から出てこない
魔理沙「何でこんなことになったんだぜ…」
あの戦いが起きたのも祐輔の過去のことが原因だ
魔理沙「これで異変が起きるのも大変だ 私が強くならないと!」
そう魔理沙が決心すると急いで部屋を出た
そして魔理沙は祐輔の墓の前に行った
魔理沙「あれ?」
なぜか祐輔の墓に地面を掘ったあとがあった
魔理沙「だれがこんなことしたのぜ?」
魔理沙はそう考えたがあまり時間がないので後にした
魔理沙「…それじゃ行くぜ祐輔」
そういって魔理沙は箒に乗り飛ぶ
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紅魔館地下室
フラン「っ……お兄ちゃん……」
少女の目から涙が出ていた
フラン「っ…………こういうことになると思ってっ……」
少女はさらに涙を流す
フラン「……この剣を見るとお兄ちゃんと私が初めて会って戦った時を思い出すわ……」
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フラン「貴方は私と遊んでくれるの?」
祐輔「何して遊ぶ?」
フラン「弾幕ごっこ」
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フラン「懐かしいなぁ…」
フラン「……あと宴会とかもあったよね」
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魔理沙「家へ帰ったぜ…」
魔理沙が家に着く
魔理沙「ただいま~…っても誰もいないけどな」
魔理沙が部屋に入ると部屋が綺麗になっていた
魔理沙「あれ!?おかしいぜ!私が出る3日前はこんなきれいじゃなかったのに!」
魔理沙「まあいい魔法の材料とかとってこよう」
机を見ると手紙があった
魔理沙「なんだこれ?」
内容を見ると…
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ここに住んでいる人へ
急に部屋に入ったことはすまないと思ってる
そして…部屋の掃除をしましたあと
紅茶とジャムのアプリコットもらいました
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魔理沙「ただの強盗じゃねえか!!」
魔理沙「…しかし誰が書いたんだ?」
魔理沙はそういうと材料をとりに出掛けた
魔理沙「…う~んなかなかこれが見つからないな」
現在魔理沙が探しているのは魔法のキノコといって結構レアなものなのでなかなか見つかりにくい
魔理沙「どこら辺なんだろうか…」
魔理沙が歩いて探していると
魔理沙「……人のの気配がするぜ」
魔理沙「ここは確か人がいないはずなのにどうしてだ?」
魔理沙「………あっちか!」
魔理沙はその場所にいくと予想どうり人がいた ただし今顔は木に登っているため葉っぱに隠れて見えない
魔理沙「お前か!人の家掃除して私の紅茶とジャムのアプリコットをとったのは」
「まあな確かに取った」
魔理沙「返せ!」
「借りてくぜ!死ぬまでな」
魔理沙「私のセリフを奪うな!って何でしってんだ?」
「あれ?俺を忘れた?」
男はそういうと木から降りてきた
魔理沙「お前はっ!だれ?」
「案外ひどいなおい!」
「ああそうかサングラスつけてたのと服が違ったからわからなかったか」
そういってサングラスを外す
「これでわかった?」
魔理沙「お前はっ!嘘だろ!死んだはずの……」
魔理沙「斉藤祐輔っ!!」
魔理沙「何でいきてるんだよっ!」
祐輔「まあ…それは話すと長くなるから魔理沙の家へ……」
魔理沙「私魔法の材料集めてるんだけど」
祐輔「ああこれだろ」
祐輔が出したのは魔法のキノコだった
魔理沙「どうやって探したんだよ!」
祐輔「魔理沙の家へ行く途中に」
魔理沙「えぇ~」
魔理沙の家
魔理沙「どうして祐輔生きてるんだ?あのとき死んだんじゃなかったのか?」
祐輔「まあ本当だったら死んでたけどね…」
祐輔「フランのお陰かな…」
魔理沙「え?どうしてだ?」
祐輔「この前寝てるときフランが間違って俺の血を吸ったからそれで吸血鬼化してしまった」
魔理沙「そうなのか」
魔理沙「それで何で今まで出てこなかったんだ?」
祐輔「めんどくさかったから」
魔理沙「おい!!」
祐輔「というのは冗談で吸血鬼でも完全になおるのに1ヶ月かかったんだ」
魔理沙「へぇ~」
魔理沙「あっ!そういえば霊夢とフランは今大変なことに!」
祐輔「どうして?」
魔理沙「お前が死んだと思って霊夢は寝込んだままフランは地下室に閉じこもったままなんだ!」
祐輔「それはやばい!!」
祐輔「それじゃあ行ってくる」
魔理沙「あっ私も行くぜ」
青年移動中・・・
祐輔「着いた~」
魔理沙「いいこと思い付いたぜ!」
祐輔「なんだ?」
魔理沙「そのまま会うのはなんか惜しいからまず祐輔がサングラスをかけてそして私が出てこいって言うまで出てくるなよそしてサングラスを外して霊夢を驚かす作戦だ」
祐輔「結構面白そうじゃないか」
魔理沙「だろ?じゃあ行ってくるぜ」
魔理沙「霊夢!」
霊夢「…………何よ魔理沙」
魔理沙「霊夢お前に言いたいことがあるぜ」
霊夢「魔理沙私の話聞いてくれないかしら」
魔理沙「なんだぜ?」
霊夢「今日祐輔が来る夢を見たの…」
霊夢「結局は夢だけど嬉しかったわ」
霊夢「もしもあんなことが起きていなかったらっ…………」
霊夢「っ……今ごろ祐輔は………」
そういうと霊夢の瞳からポロリと涙が出る
魔理沙「私の話をしていいか?」
霊夢「………なによ?」
魔理沙「実はさっきそこで知り合った人だが意外といい奴でな霊夢に紹介しようと思って」
霊夢「…………そうなんだ」
魔理沙「今から呼ぶよおーい!来ていいぞ!」
魔理沙がそういうとドアが開く
祐輔「君が博麗霊夢だね?僕の名前は相川一樹よろしく霊夢」
霊夢「……私は博麗霊夢よよろしく相川」
祐輔「ところで霊夢さん」
霊夢「…………何よ」
祐輔「霊夢さんは何で寝込んでいるんだい?」
霊夢「そっそれは…」
祐輔「別に熱でも無さそうだし」
霊夢「友人が…死んだからよ……」
祐輔「あっなんかごめんねそんなこと聞いて」
霊夢「…いえいいのよ」
魔理沙(…祐輔の奴…無理やりキャラ作ってる……)プルプル
魔理沙(無理やり過ぎて……笑えてくる…)
魔理沙(駄目だ……まだこらえるんだ……)
祐輔「その友人はどんな人だったんだい?」
霊夢「その友人は……頼んでもいないのに私達のところに来てそして守ってくれるいい人でした」
霊夢「けれどある日そんな彼が狂気に飲まれて戦いが始まったの……」
霊夢「そして勝負はフランが勝ったけどその友人が死んでしまって……」
霊夢「っ………それでこうなったのよ…………っ」
霊夢の瞳から涙がポタポタ出る
祐輔「……そうだったんですか」
魔理沙「駄目だもう我慢できない」
そういうと魔理沙は笑い始めた
霊夢「何で笑っているのよ!」
魔理沙「はははっ!だってそいつ相川一樹じゃないもん」
霊夢「えっ?」
祐輔「まあ魔理沙の言う通り俺は相川一樹じゃない」
祐輔「俺は…………」
祐輔「斉藤祐輔だっ!!!」
霊夢「ゆっ祐輔っ!!」
祐輔「そう俺は祐輔だ」
霊夢「正夢だったのね!」
霊夢「祐輔~!」
霊夢が祐輔に飛び付く
祐輔「寂しかったか?すまないこんな思いさせて」
霊夢「いいのよ貴方に会えたから…」
祐輔「そうか……ありがとう」ギュ
祐輔が霊夢を抱き締める
祐輔「俺はもうひとついかなきゃいけないんだだからちょっとしたら帰って来るよ」
霊夢「わかったわ」
魔理沙「じゃあ行くぜ!」
祐輔「ああ」
そういうと魔理沙と祐輔は空に飛んだ
霊夢「今日は宴会でも開こうかしら」
そういって霊夢は宴会の準備に取りかかった
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