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嘘吐き少女の世界(すべて)
視線が私を刺す。
こんなにボロボロな手首になっても、
こんなにボロボロな心になっても、
私は何一つ救われないし、報われない。
世界は裏切りに満ちていて、
みんな愛想笑いしていて、
「親友」って言葉も嘘で、
嘘で着飾って、見た目だけ良くして、独りにならないようにして。
孤独と戦う勇気は無くて、
嘘をつき続ける勇気はあって、
愛想笑いには飽きて、
操り人形の様になって、
でも、全ては最初から決められてる訳で、
みんな笑顔で嘘も裏切りもする訳で、
何もかも何もかも嘘と裏切りだけで世界は成り立っている訳で。
なら私の存在も嘘だと。
どーでもいいと。
今気づいた
一話ずつ完結していく詩的なものを作りました。
考えつかなくなったらそこで完結にさせてもらいます。
普通にダークストーリー。