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死んだ君との夏の軌跡  作者: 中野奏・憑野愁
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2000日目

 仕事を終えて家に帰る。いつもならこにまま、ベットへとダイブするところだ。だが、今日はその前に小棚の前に座った。


 棚の写真の前に1つの箱を置く。


「これ、約束の指輪。」


 そう言って箱を開け、彼女の方へ向けた。


「結構するんだな。指輪って。


 当たり前だけど給料3ヶ月分は3ヶ月じゃ払えないって痛感したよ。」


 それから暫く、彼女に近況の報告をする。


「そうだ、今度一度、実家に帰るよ。


 その時にまた、君の前で色々報告する。」


 ご飯の準備をしようと立ち上がる。


 そこで一つ言うべきことを思い出した。


「今度はちゃんとアポ取ったからな。」


 そうして今度こそ、写真に背を向ける。


 さて、明日も仕事だ。早く休んで明日に備えよう。今週を乗りきればまた、ゆっくり真宵と話せるだろう。


『楽しみに待ってるね。』

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― 新着の感想 ―
[一言] 切ないお話ですね。 すっと心に染み入る感じです。
2022/11/09 17:54 退会済み
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