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登場人物紹介(一部本文ネタバレ含みます)

 

 名前横の数字は物語開始時の年齢です


 カトリーナ・ランゲ(旧姓オールディス) 18


 王太子の元婚約者、公爵家令嬢。美人。

 高慢で棘のある発言をしていたが、心無い言葉と頼る人がいない自身の心を守る為だった。王太子命令でランゲ伯爵家に嫁いでから、周りの温かさに戸惑う。言葉に棘があっても割と態度に出るのでしっかり見れば本心は分かる。

 王族の元婚約者として身に付けた淑女教育のおかげか普段は毅然とした態度だが、心を許した人の前ではデレる。

「だんなさま」呼びのとこでは甘えている。

 ディートリヒの好きなとこは大きな背中。(守ってくれてると思うから)


 ディートリヒ・ランゲ 26


 伯爵、騎士団副団長。

 通り名は『醜悪伯爵』『王国の盾』『救国の英雄』

 左の頬から鼻を通り右の眉頭にかけて傷がある。

 カトリーナの本心に早くに気付き想いを寄せていたが、嫌われていると思っていた為離れた場所から守る事にしていた。

 騎士団内で一番強いが基本的に机仕事が苦手なので団長ではない。図書室に入ると睡魔が襲って来る。

 最優先事項は妻。めちゃくちゃ甘やかしたい。

 よく理性を吹っ飛ばされているがカトリーナ限定。例え他の女性が同じ事をしても無表情であしらうタイプ。


 デーヴィド・アーレンス 20

 アーレンス王国王太子。

 カトリーナに政務を押し付け放蕩三昧だった。

 国王陛下と宰相不在の時勝手にカトリーナを婚約破棄し、ディートリヒと婚姻させた。嫌がらせのつもりだった。

 臣籍降下後は伯爵位を賜り、領地無しの宮廷貴族として城務めする。

 家は貴族街の端っこ。下っ端文官からやりなおし。


 公爵家に養子に行ったカトリーナの子から将来こき使われる。


 シャーロット 18

 デーヴィドの真実愛する(?)女性。

 カトリーナから虐げられていたとデーヴィドに告げ、まんまと婚約者の座におさまった。

 男爵家の養女。デーヴィドと離縁できない婚姻後、あまり柄の良くない人達と付き合う。


 アドルフ・オールディス 40

 公爵。カトリーナの父で王国の宰相。

 カトリーナを傷付けた王太子に良い感情は持っていない。

 愛妻家だったが妻マリアンヌに先立たれ仕事に打ち込むあまりカトリーナを孤独にさせてしまった。

 裏では娘大好き。孫大好き。義息子は複雑。でも認めている。

 苦手なものはカエル。


 マリアンヌ・オールディス(故人)

 カトリーナの母。元々体が弱く、カトリーナが三歳の時に亡くなった。気が強く、イタズラ好き。アドルフとは恋愛結婚。


 ユリウス・アーレンス 40

 国王。王太子時代より公爵と親友。だが公爵に頭が上がらない。息子のせいで余計に上がらない。

 息子を甘やかした分公爵から仕事をいっぱいさせられている。

 民を見渡せる賢王だけど、足元の息子は見えていなかった。


 フローラ・アーレンス 40

 王妃。王太子時代より婚約後婚姻。カトリーナを気に入っていたのでデーヴィドの馬鹿野郎と内心思っていたけど、どう考えても息子よりディートリヒの方がいいと思い直した。結婚式の準備手伝いができて嬉しい。

 マリアンヌとは友人だった。


 ヴィルヘルム・アーレンス 17

 第二王子。デーヴィドの弟。デーヴィド廃太子後立太子。

 父のせいでカトリーナ達の結婚式に参加できなかった事が悔しい。両親や兄の失敗を活かし即位後良い王となる。


 フィーネ・リーベルト 40

 侯爵夫人。マダムリグレットの宣伝広報を担う。

 マリアンヌと友人。


 ディアドーレ侯爵 35

 王国騎士団団長。ディートリヒの次に強いが剣を振るうより机仕事が好きという変わり者。人の機微に鋭く、ディートリヒの気持ちを早くから察していた。愛妻家。妻はアリーセ。子は二人。


 ヴァーレリー

 ディートリヒの姉。他国へ嫁いだ。

 ディートリヒの2つ上。


 オスヴァルト

 ディートリヒの弟。騎士団寄宿学校に通っている。兄大好き。

 ディートリヒの7つ下。


 ジークハルト・ランゲ

 カトリーナとディートリヒの息子。オスヴァルトに懐いている。将来騎士を目指すらしい。黒髪翠目。


 ランドルフ・ランゲ

 カトリーナとディートリヒの息子。本を読むのと母が大好き。

 五歳の時運命の出会いをする。黒髪、空色の瞳。



 ランゲ伯爵家の使用人たち


 執事・ハリー

 ディートリヒが子どもの頃から仕えている執事。

 50は過ぎた男性。

 ディートリヒを応援している。


 侍従・トーマス

 ディートリヒに常に付き従う男性。

 割とずけずけ言う方。


 侍女・ソニア

 カトリーナからハンドクリームを塗ってもらった侍女。

 初夜の知識を湯浴みの時に伝えた。


 侍女・エリン

 初夜の時に湯浴み担当だった。

 ソニアと共に奥方付きの侍女になった。

『女主人と使用人』でハリーを呼びに行った人。


 家令・フーゴ

 カトリーナと領地経営を担う。月の半分くらいは領地の邸宅へ。カトリーナといる時間が長いのでディートリヒからちょっと嫉妬される。


 侍女長・マルタ

 ディートリヒの乳母だった。

 懐妊後のカトリーナを支えた。


 護衛・ベルトルト

 マダムリグレットに行く時、カトリーナが王太子に面会する時連れて行った護衛。

 割とヘタレだが一応強い。けどディートリヒが強すぎるからあまり出番が無い。


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