表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

やさぐれ

就活



俺の就職活動がうまくいかないのは、ハッキリ言って周りがアホだからだ、と思っていた。


俺は努力家だ。

字の読み書きができるし、魔法もいくらか使える。

独学で魔法の研究もやってきたし、実際に故郷の村では2〜3曲程の魔法を残してきた。後輩のジャコモからもらった尊敬の眼差しは中々に面白かった。


そんな俺が田舎に収まったまんまなんてありえない。

はるばる40日間も歩いて首都までやってきたのだ。

世間に俺のことを認めさせてやらなければ気が済まない。


そうは言ったものの、首都に乗り込んでから既に半年。安定した職には就けていない。

日雇いの荷運びがほとんどだが薄給だ。良い条件となると戦地の方になってくる。ここ10年は戦闘が落ち着いているとはいえ、当然のごとく危険だ。

それ以上に、せっかく都会まで来たのに離れるのが悔しい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ