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反少年主義 第二幕  作者: 椎家 友妻
其の五 予期せぬ人違い
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4 ブッコミのテイコ、再び

 ブィーン!

 オレはスクーターを運転するテイコさんの肩にしがみつき、レイコの家へと向かっていた。

 レイコさんが運転するスクーターにはこの前も乗せてもらってけど、

今回はあの時にも増して過激な運転やった。

確かに今は緊急事態ではあるけど、もう少し安全を考えて運転してほしい。

なのでオレはテイコさんの肩に必死にしがみつきながら言った。

 「ちょ、ちょっとテイコさん⁉いくらなんでもスピードの出し過ぎとちゃいますか⁉

警察に見つかったらすぐに止められますよ⁉」

 するとテイコさんは、目をギラギラ輝かせながら言った。

 「心配いらん!例えパトカーや白バイが追っかけてきても、私のテクニックでバッチリ振り切ったる!」

 「いや、そういう問題やなくてですね・・・・・・」

 「しっかり掴まっときや!」

 テイコさんはそう言って更にアクセルをふかし、スクーターをかっ飛ばすのやった。



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