十一話 緊急クエスト開始ィィィ‼︎
そういや、タコって雑食だったわ、何でも食うわアイツら。
「タコだよな。それともタコっていう名前の凶悪なモンスターか何か?」
フ○フルって言うキモカワモンスターも某ゲームにいるし有り得なくも無い。
現実世界でも可愛い名前をしていて獰猛な動物なんてそこら中にいる。
「トキマサさんがまさかタコを知らないなんて。良い?足が十本あって白くて細長いヤツよ」
「ゼアミ、それはイカや」
俺に指摘されて赤くなるゼアミ。
こいつ、もしかして今までイカをタコだと思って食べていたとかないよな。
「同志、タコとは赤くて丸い軟体動物だ。食べれるぞ」
「そうアルご主人様。プリプリ食感と独特な味がある不思議なモンスターネ。あと触手があるアル」
「サンサンはそれが目当てなんやろ。それにタコの事ぐらい知っとるわ!」
関西人は伝統料理のたこ焼きにするくらいタコ好きだぞ。
ただ日本以外の国、特にキリスト教国家ではタコは悪魔の魚と呼ばれ食うのに嫌悪感がある。
ただサンサンやTー34が言っている限りは拒絶はされていないっぽいな。
「緊急クエストにする程度か?もしかしてクラーケン並みにバカでかいモンスターとか?」
クリオネの特大サイズがいる世界だ。
タコも肥大化して浮遊しているとか有り得そう。
「トキマサさん、大丈夫よ。この世界のタコは普通サイズだからビビらなくても大丈夫よ」
「普通のタコが何で緊急クエストになるねん!」
「同志よ、ヤツらは定期的に飛んでくるのだ。そして悪戯心かマーキングなのか分からないが適当に周辺に墨をかけ始める。しかし、墨というものは一度つくとなかなか取れないのでな、町中が墨まみれになるくらいなら近づく前に狩りまくって食べておこうって事だ」
「まるでス○ラトゥーンみたいな事をするモンスターやな」
悪戯が意外と可愛かった。
確かに街中で落書きを見たり、鳥のフンが落ちていたりすると不快になる。
それと感覚が同じなのだろう。
「先程サンサンが言った通りとても美味いが、奴らは逃げ足が早くてな、希少性があるのだ。だから、討伐一匹に対して5000ポンから10000ポンだ。これを機にいっぱい捕まえるぞ同志」
「意外と良え値がつくやないか。のった!」
関西人に金の話はダメだ。
特に値段やら値引きなどのワードが入っているものには。
我ながら目の色が変わってしまう。
何故なら、必ず乗ってしまうから。
「ほなら、あれやな。今日のクエストはこれで決まりや。ちょっと時間が経ったら行くで〜」
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