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四月十三日

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春なのに、大きい、どこ?

四月十三日、月、晴れ。


今日は高校二年時の身体測定があった。身長は一センチ伸びていた、やった。体重は……この日記に書いておくのはやめておこう。


シキちゃんはあんなに背が高いのに体重が私と大差がなかった。どういうこと? 人体の神秘を感じた瞬間だった。


それよりも気になっていること。春くんが学校では何だかカッコつけているようでムカつく。春なのに、春のくせに、私の一個下の幼馴染みのくせに。

身体測定の結果をぶんどって見てやった。一八五センチ!? 大きい……あの頃の春くんはどこ?


家が隣なんだから一緒に帰ればいいのに誘いを断る? 友達の前だからってカッコつけているんだ。まったく、明日こそは一緒に帰る。私の方がお姉さんだってところを思い知らせてやる。


私は春くんと一緒に帰りた……

やっぱりなし!

明日はシキちゃんと遊びに行く!

春の奴が誘うんだったら一緒に帰ってもいいかな!


今日はここまで、おやすみなさい。

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