表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

サイフと鏡

作者: 夜朝

!?


あわあわあわ


スマホ片手に

あっちへうろうろ

こっちへうろうろ


目を回しながら

動揺の限りを尽くして


ふらふらと

カバンから

おサイフを取り出した


開いて

閉じて

また開いて


…………


どーん

どよどよどんより


机に額を乗せて

しばらくして

頭上に疑問符ひとつ


顔を上げた

くきっと

首が傾げられる


…………


もう一度

スマホを手に取り


じーっ

じろじろ

じー


…………


また

カバンを

ごそごそ漁り


次に取り出したのは

鏡が一枚


…………


持ち上げると

様子うかがいの顔が

一人分映っている



そうなのか

どうなのか

ちがうかな


もう一つ

疑問符を飛ばして

サイフと鏡を

カバンにしまった


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ちょっと混乱して、 三回くらい読み直してしまいました。 スマホを持ちながら、がポイントでしたか。 詩というよりは、 ショートショートとして、 ひねった発想で面白いと思いますよ。 (私の読み…
2018/08/24 19:41 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ