表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/41

二十五話 約束をして帰宅する

「では、新木さん今日はありがとうございました」


 そう言って、姫様は頭を下げた。


「いや、こっちもいい息抜きになりました。これ、大切にしますね」


 そう言って俺は首にかけた青色のペンダントを見せて笑った。それ言うと彼女は少しだけ嬉しそうに破顔した。


「それではいい夢を」

「あ、はい。おやすみなさい」


 そう言って俺は頭を下げる。それを見ると彼女は微笑んで扉を開け闇の中に消えていった。


「...ホントにもらって大丈夫だったのだろうか」


 そう呟きながら、青色のペンダント持ち上げ、見つめる。

 国宝を一般市民が貰うことは普通にヤバいのではないんじゃないか...?


「まぁ、バレないように持っておくしかないか」


 俺はバックの中に青色の宝石を入れた。



朝になった。そして王城を去る時が来た。


「それでは、帰ります。ありがとうございました」


 俺はそう言ってアドレナ、リーシャを含めたメイドさんたちを頭を下げた後に、馬車に乗り込んだ。


「それではよろしくお願いします。アレンさん」


 こんなにも忙しい中アレンさんは俺の送迎を申し入れてくれたらしい。


「任された。新木殿。今日は飛ばすぞ」


 そう言ってアレンさんは笑いながら、馬に鞭を飛ばし勢いよく馬車は走り出す。


「うおっ!!すごい揺れ!!」

「ははは!!やはり飛ばすのは楽しいな!!」


 そう言って王都から勢いよく飛び出て、すぐに王都が遠くに見えるようになった。たった1日強の王都滞在だったが、なかなか濃い日々であった。


「新木殿。王都ではなかなかくつろげなかったようだったな。苦痛であったのなら申し訳ない」


 アレンさんは神妙な声でそう言った。


「いや」


 俺はアレンさんの言葉を遮る。頭によぎるのは昨日の夜。姫様の二人っきりになることはもうないだろう。


「忘れられない。日になりました。」


 昨日の曇天から一転、今日は晴天である。

一章完結です。一章を改稿した後に二章を投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ