第二話 人は意味の無いことをしたがる
感想で羽根羅さんに怒られたので真面目にいきたいと思います笑いあり涙ありの作品にしたいです8対2ぐらいで(笑)
鈴川桐と
アグニス・リーシェリアは
同一人物です
「んなわけあるかぁーーーーーーーー!」
少年は勢いよく起き上がった。少年の名はアグニス・リーシェリア、村に住む少年。今日はガナミス王国の王リジェイ・リライトに呼び出しを受けているためいつもよりもゆっくりしていた………
ここディデルス村は小さくも漁が盛んな村、なので魚を取って街に運び売る、そうやってこの村は今まで維持してきた。そんな村のアグニスは超がつくほど幸運で一人で街まで行きカジノというカジノを破産寸前まで追い込めるほどでアグニスは3日で出禁になった。本人は遊びで来ているため儲けたお金はその経営しているカジノに返している。さて説明が長くなってしまいましたがそろそろ本編に戻ります。
早朝に起きたアグニスは街へ行く準備をした。家を出ると
「お~い、アグニス~」
呼んだのはアグニスの幼馴染の女の子、ミリア・ルシエルド
「ん?どうしたミリア?」
ミリアは走って来たため少々息を切らしている、しばらくして息を整えたミリアは
「どうしたじゃぁないよぅ、また国に行くんでしょう?」
「そうだけど?」
それだけ言ってその場を去ろうとするがミリアに腕を捕まれて引き止められた。
「行っちゃだめ!」
腕の力が強くなる
「なんで?」
「だって、行っちゃうと…もう二度と帰って…………来なくなる………………ような気が……して…………」ミリアの目には涙が溜まっているのか歯切りが悪い、そんなミリアに対してアグニスはため息混じりに
「もう何回も街にいってんだから、今さら戻らないなんてあるわけ無いだろ?」
そう言って握られた手を強引に離そうとする、するとミリアがうつ向きながら小声で
「………だよ………」
「ん?何?」
「絶対……帰って………」
うつむいたミリアの顔が上がりそしてはっきりと
「絶対!帰ってきてよ!」
その顔には涙がこぼれていた。アグニスは溜め息をついてミリアに言った
「ったく、そんなの当たり前だろ!」
そう言いながらミリアの頭を撫でてガナミス王国に向かって歩き出した。歩くこと二時間ようやくガナミス王国のミリオン城に到着。
「ハァ~、一体何のようだろ?」
アグニスはため息をつきながらミリオン城に入っていった。
※ディデルス村からガナミス王国までは約10km通常は魚を持っていくのにかかる時間は五時間と40分(量にもよる)、だがアグニス単体だと1時間は掛からない(走ったら)




