表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/13

2.Ex1(1) 3150

「フルバージョンのインターフェイス機能、ダウンロード完了しました。正常終了です。」

「正常終了、確認しました。」

「よし。じゃ次はイニシャライズだね。」

「はい。インターフェイス機能のイニシャライズ処理を起動してください。」

「イニシャライズ処理を起動します。対象はインターフェイス機能。」


> INITIALIZE UNIT='i0',EXEC='INTERFACE',PARAM='DEFAULT'


「コマンド確認しました。実行してください。」

「はい。実行します。」



>i0 [i312] IDを"i0"から"Ex1"に変更します。実行しますか? [はい:Y/いいえ:N]

>


「ID変更の確認メッセージが出ました。」

「読み合わせをお願い。」

「IDを「アイ・ゼロ」から「イー・エックス・ワン」に変更です。」

「「アイ・ゼロ」から「イー・エックス・ワン」に変更。間違いありません。」

「うん。問題ないね。そのまま変更で。」

「はい。「Y」を選択して変更してください。」

「「Y」を選択します。」


> Y

>Ex1 [i313] IDを"i0"から"Ex1"に変更しました。

>Ex1 [W544] 性別を"MALE"に新規設定します。既に"MALE"が設定されていますが変更を行いますか? [はい:Y/いいえ:N]

>


「え?ワーニング・メッセージが出ました。」

「あら。本当だわ。」

「ん~、どれどれ。何て言っている?」

「性別設定でのワーニングです。未設定だったものを「MALE(男性型)」に設定する予定でしたが、既に「MALE(男性型)」が設定されているとの内容です。」

「変だねぇ。i0が使っていた簡易版のインターフェイス機能は性別の設定って無かったよね。」

「ええ。そのはずなんですが…。」

「そういえば、i0の設定状況って仕様書でもマシン上でも確認していなかったよね。」

「そうでした。すみません。」

「いや、誰も設定されているなんて思ってなかったもの。仕方ないよ。それにたとえ仕様書を見ていたとしても記載は無かったんじゃないかな。」

「エルに見てもらいます。どうだ?」

「仕様書を確認しましたが、i0の性別設定に関する記述はありません。」

「そうだよね。それにi0はインターフェイス機能のフルバージョンでの試験は行わないことになっていた筈だよね。」

「はい、そのようになっています。……。記録に残る範囲でも、そうした試験の実績は有りませんでした。」

「記録の範囲っていうことは、アイ・システム稼働以降ってことかな?」

「正確には、2011年に現在の場所に設置され、解析技術研究所の管理となって以降となります。」

「じゃあ千年以上前の、更にその前の設定が今まで引き継がれていたってことでしょうか。」

「そのように考えられます。」

「そうなると解技研(うち)では調べようがないなぁ。本来のプロトタイプとして筑波科学技術大学(科技大)で実験をしていた当時の記録はここには無いからね。」


「とはいえ実際に男性型の性別が設定されているってことは、当時のものだったとしてもフルバージョンのインターフェイス機能が稼働した実績があるということですよね。」

「うん。その当時だったからこそ行われていたとみるべきだろうね。」

「他に性別の設定が必要なものは無いはずですしね。」

「一応の確認だけれど、エルたちはi0が人格を持っている状態は見たこと無いんだよね?」

「はい。第一世代のi1(アイ・ワン)などにも問い合わせましたが、そのような記憶はありませんでした。」


「とりあえずワーニングへの応答は保留にして、対応を相談しよう。ジエイ、会議室を予約して。」

「はい。」

「ハズキさん、所長にも声をかけてくれるかな。」

「承知しました。」

アイ・システムへのコマンドなどは、そんな雰囲気なんだなぁ程度でご覧ください。

会話の発言者を明確にしていないのは仕様です。

誰がこの場に居たのかは次回で触れます。

分かりにくいかとは思いますが、ご容赦くださいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ