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始まりの日 8

どうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもどうもまくらんヴぉです!

すみません!!書く時間のスペースがなかなか空けられなかったので遅れました!(~_~;)

なんか、全然能力バトルじゃないのが続いていますが、多分まだまだ続きます。ご了承ください♡

では、どうぞ!

「はぁ、はぁ、はぁ……。おま、走るなって言ったろ……。」


「ん?そうだったか?聞こえなかったぞ?」


第一練習場を出て早一分くらい、俺は、いつの間にか走りから歩きになっていた樹に追いついた。


急いで樹を追いかけているとき、皆の視線が痛かったのは気のせいだと願いたい。……いや、そうであってくれ。頼む。


「しかし、なんで走るんだよ。教室は逃げねえぞ……。」


「んー、入学式、堅苦しかったろ?だからちょっと、体動かしたくなってよっ。」


「だからって走らなくても……。」


それにお前、隣で見てる限りでは、全然堅苦しそうじゃなかったぞ。むしろ騒いでいたろ。


俺は、呆れ顔をしながら樹と並んで歩いた。


今、俺たちがいるのは一年棟の一階。なぜかというと、戦闘系の教室がある2階に通じる階段は、練習場へと繋がる渡り廊下のちょうど反対側にあるからだ。


「あ、おい樹。お前、あの中村?について教えてくれるんだよな。なんなんだ?あいつ。」


俺がこう言うと、樹は足を止めた。


まず首をかしげ、そして思い出したのか、「……あ、やっべ!」みたいな顔をした。おい。


「ごめん忘れてた!いやー、ついつい見入っちゃってしまったからな~。すまん!!」


いや、俺の知る限りではそこまで見入る話ではなかったぞ。


「よし。それじゃあ分かんねぇ俊のために教えてやるぜ!ちゃんと聞いとけよ?……それじゃあまずは名前から。中村の本名は「中村なかむら れつ」。ま、簡単に言ったら()()()、だな。」


それから俺は、また歩きながら中村 烈の話を熱く聞かされた。


中村 烈。2043年6月23日生まれ。父を自衛官、母を女優に持つ。5歳の時から子役で芸能人デビューを果たし、数多くの作品に関わってきた。その活躍は、とても凄まじく、様々な女性を虜にしてきたという。そして2057年。突然、芸能界を辞めると世間に公表し、それ以来姿を現さなかったという。


と、話を聞くとこんな感じだった。


「……とまあ、こんな感じだな。しっかし、まさかこの学校に来るためになんてな~!驚きだぜ!」


「確かに驚きだな。……でも一つ疑問があるんだがいいか?なんで新入生挨拶で「中村君」としか言われてなかったのに、皆沸いていたんだ?」


そう言うと、再び樹は足を止め、こちらを向いた。


「……お前、ほんとにここの学校の新入生か?」


え、俺なんかまずいこと言った?


「ん?どういう意味だ?俺はここの新入生だが。」


俺がこう言うと、樹は自分が持っていた手提げバックのチャックを開け、何やら紙を取り出し、


「お前、この紙持ってるか?」


と、樹がその紙を俺の顔の前に出した。ナニコレ?


「ん、なんだこれ?もらったことも見たことないな……。」


「クァ~……やっぱりか~。」


そう言って樹は手を額に当て「あちゃ~」のポーズをとり、嘆いた。お、おい。ちょっとその反応やめろよ、傷つくだろ……。


「……はあ、もらってないんならしょうがねえな。家庭の事情でスケジュールだけ教えてもらったってのもあるかもしれないし……。ま、いいか。俊、とりあえずこの紙を見てみ。そのほうが早ぇ。」


「お、おう……?んじゃ見てみるわ。」


そう言って俺は紙に書かれていた文章を読んだ。


読んでくれてありがとうございます!投稿ペースはあまりとれないので、ちびちび上げると思います!

あとツイッターやってます!フォローしてくれると嬉しいです!

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