始まりの日 5
どうもどうもどうもどうもどうもまくらんヴぉです!毎日が忙しいまくらんヴぉです!……書くことがないんで、本編、どうぞ!!
練習場。
そこは、生徒たちが一日の大半を過ごしていても過言ではない場所。自分のスキルに磨きをかけたり、グループのメンバーと一緒に新たなフォーメーションを作ったりと様々なことができる。また、入り口には、タブレット端末が置いてあり、それを操作するといろんなことができるらしい。って校長が言ってた。
俺が中に入ると、外が少しうるさかったのかちらほら人が椅子に座っていた。
とりあえず座って時間まで待つか。
「さってと。どこにすわろうかなー。……お。良いとこ空いてるじゃん。」
さっそく俺はいい場所、そう一番後ろの真ん中の席に目をつけて座った。
「あ~~疲れた。……何かもう一日が終わったかのような気だる気だな。」
とりあえずまだ時間までは20分くらいあるし、この暇な時間を堪能しておこう。あ~~癒される。
ーーーーー15分後-----
「……むぅぅぅ。……寝てたのか。」
よほど疲れていたのか、なんか、寝てた。俺は小さくあくびをして周りを見渡した。
「結構人集まってんな。まぁ、あともう少しで始まるし妥当ってところかな……。」
ざっと見て……200人くらいか?当然周りは埋め尽くされているが、俺の列は空っぽである。うおう人気無ッ!
ふと思い入り口付近を見た。5分前だがまだまだ入ってきてるな……。
「ひぃ、ひぃ、ひぃ。ここだよな?あってるよな?!……ふああああああ……!スキル使わなかったら遅れてた……!」
そう言ってなんだか騒がしいやつが入ってきた。おいおい、周りもギョッとしてるぞ。
180センチはいってそうな身長に、見ただけでわかるごつい体つき、そして少し焦げた感じの茶髪の騒がしいやつは、何やらきょろきょろしていた。席を探しているのか。
ま、いいか。他人事だし、俺には関係ないな。よし、ほっといて背もたれに深く腰掛けよう。
「お!いいとこ発見!おじゃましまーす。」
……なんかこっち来たんだが。え、どうしよ。
「おっす!隣いいか?」
「……あぁ。」
「サンキュ!あ、そうだお前名前は?あとクラス。」
これって言わないといけない確定の奴か。しょうがねえ。
「俺は白色 俊。クラスはCだ。よろしく。」
「お前Cか!俺と一緒だな!三年間よろしくよろしくぅ!。あ、そうだ。俺の名前は東野 樹。よろしくな!俊!!」
「やめろやめろ大声出すな!目立ってるだろ!……まあ、よろしくな。樹。」
なんというか、ハイテンションな奴だな……。なんか、これからの俺の思っていた生活が崩れそうな気がする。
「お。そろそろ入学式が始まりそうだな!いやーワクワクするな!!」
俺は樹がはしゃいでいるのを横目で見ながら、入学式の始まりを知らせるファンファーレを聞き始めた。
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