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始まりの日 2

どうもどうもまくらんヴぉです!第二話です!

校門をくぐってみると、まだ誰もいないらしく、静まり返っていた。


「一応7時までには来たんだけどなぁ。さすがに早く来過ぎたか?いやでも待ち合わせギリギリは良くないしな…」


そう、今の時刻は午前6時25分ちょっと。待ち合わせギリギリは良くないという先人のなんやらで早く家を出たのだが……正直言ってまだ眠い。


「今更だけど待ち合わせ場所なんて聞かれてないな。はあ、まあ学校って言ってたし、とりあえず散策してみるか」


しばらく歩いていると、興味を惹くものがたくさんあった。


校舎みたいな建物が3つ、そして野球スタジアムみたいなのが6つ、そしてグラウンドが3つ。なんというか、学校とは言えないくらいの広大な土地だった


「ほう。170センチくらいに黒い目、気だる気な立ち姿に白髪…。お前が白色(はくしき)か。」


突然、俺の名前が後方から呼ばれ、返事をしようと振りむいてみたが、そこには誰もいなかった。


「あれ?後ろから呼ばれたんだが…?」


「ほれ、どこを見ている。下じゃ」


言われた通り下を見てみると、そこには身長が130センチくらいの黒髪ロングヘア―をした幼女がいた……幼女?


なんでこんなところに幼女?


「…君。こんな時間に外を歩いていたら危ないぞ。おうちはどこにあるんブべェッ?!」


と、かがんで注意をしたらいきなり殴られた。理不尽すぎて理解が追い付かないが、俺は地面に倒された体をすぐにはね起こして


「おい、なんでいきなり殴るんだよ。親にしつけを学ばなかったのブベェッ?!」


また殴られて地面と密着した。やあ地面、帰ってきたよ!


「何を言っている貴様は。妾は子供ではない!妾は東京国立スキル育成専門学校校長、大瀬 櫻子(おおせ さくらこ)じゃ!二度とそのような態度をするではないぞ!」


と、幼女がぷんすかぷんすかとまるで擬音が聞こえそうな態度で地面に突っ伏した俺に怒っていた。…頬、痛いんんだが…。って大瀬 櫻子?


「え?あんたが大瀬 櫻子?」


「そうじゃ。あと名前で呼ぶな!校長と呼べ校長と!」


驚いた。なぜって俺の探していた人物だからだ。


「まったく、なぜ()()はこんなしつけのなっておらん奴をここに入れさせたのだ…」


と、大瀬…校長はそんなことを呟いた。


「はあ、まあいいか。ところで、念のために聞くがお前が白色だな?」


「はい。白色 俊です。なんでいきなり殴るんですか」


「お前の心に聞きな。妾は何も悪くないぞー。」


「俺のどこが悪かったんだよ……。普通幼女しかわかんねえだろ」


「ん?何か言ったか?」


「言ってません。ところで校長。この後どうするのですか?……もしかしてこの肌寒い外で話すのですか?」


「いや、別の場所で話す。お前にいろいろ教えているところを皆に見られたら少々良からぬことになるからな。そうじゃな……校長室へいくか。ついてまいれ。案内する。ほれ、いつまでそう寝そべっておる。もう一回殴るぞ?」


「さあ校長案内してくださいお願いします。」


「はあ、ほんと、お主は変な奴だのう。まあいい。行くぞ。」


そう言って校長は俺を校内へ入らせた。

読んでくれてありがとうございます!投稿ペースはあまりとれないので、ちびちび上げると思います!

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