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第6話 プランターの少女

「君探索者経験はどれくらい?」


「1か月くらい」


今俺は葉っぱのような髪を持つ少女と話していた。

彼女はドルイド族という亜人で普通は森の中から出てこない種族なんだとか。


「その時君のプランターって能力はどれくらい使った?」


プランターなんて職業聞いたことないということで、今本人に聞いているのである。


「わからない、私は私ができることをやっただけ」


多分本人にとってプランターという職業という意識はないのだろう。

これは、種族特有の職業かもしれない。


「ドルイド族に職業ってなにがあるかわかる?」


ドルイドの少女は首を振る。


「職業があるなんてドルイドにはわからない」


「ドルイドに自分の職業を調べる方法ないの?」


「ない、ここに来て初めて知った」


ドルイド族は閉鎖的な環境にいるらしい。

まぁ森の中から出てこない時点で外との交流はないのだろう。


「君はなにかやりたいことはある?」


「森に帰りたい」


「森に?どこの森かわかる?」


ドルイドは首を振る。


「わからない、魔物に追われて気を失っていたら奴隷になってた」


森の外に出たこともないから自分の森への帰り方もわからないのだろう。


「じゃあ森に帰れるなら俺に買われてもいい?」


「うん」


少女は頷く。


「そうか、なら条件付きで君を買おう」


「条件?」


少女が首を傾ける。


「君は探索者として戦う、そしてその稼いだお金で自分を買いなおすんだ」


「買いなおす?」


「ああ、そしたら奴隷から解放しよう」


「解放...」


少女の顔が少し明るくなる。


「解放された後帰る森が見つかったならそのまま帰っていい、だけど俺の元に残ることはダメだ、必ず俺から離れてくれ」


俺は今、裏切ることをできる人を傍に置くつもりはない。


ドルイドの少女が不思議そうに頷く。

今はそれでいい。


「よし、なら奴隷契約に盛り込むぞ」


俺はそう言って従業員を呼ぶ。


「この子と兎人族のヒーラーの子を買いたいと思ってますいくらになりますか?」


「ありがとうございます、兎人族は金貨30枚ドルイドは金貨10枚となっています」


奴隷は人権を売っているだけに、かなり高額だ。

この世界の一般人が3年は遊んで暮らせる。


しかし俺は国家探索者時代にお金を貯めていたので払えない額じゃない。


「わかりました買います」


俺は2人を買った。

買う時にヒーラーの子にも自分を買い戻す契約にするか尋ねたが断られた。

酷い扱いを受けた時に奴隷商に保護される契約でいいらしい。


ちなみに2人の名前は

ヒーラーがチェルシー、ドルイドの少女がネマという。

ビックリしたことにネマは成人しているらしい。

ドルイド族というのはこれ以上大きくならない種族だった。



購入したのはいいが、明日は1日出かけている予定で、いきなり2人でお留守番は心配だったので受け取りを明後日にした。


とりあえずこれで探索パーティーの体は整った...多分。

正直好奇心に負けてネマを購入したのは否めない。

プランターの実力次第ではもしかしたら俺も前衛役を担うかもしれない。

一応本人曰く大丈夫とのことだったので試して決めるつもりだ。


奴隷購入で結構時間をかけてしまった俺はそれ以上何もする気が起きなかったので自宅へ戻り、指輪に魔力を込めて寝た。


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