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世界の理を破ったら  作者: 水無月 蒼次
世界の理を破ったら
5/18

8/29 誠治の一日

とっても長いです。

日常です。

グレイブロードの世界観間借りしました。

チートです。

今日は、夏休みの終わりを満喫しようと思う。


「はー、ゲーセンでも行く?いや行く気にならないと言うことで却下。とりあえずマッサンの所にでも行くかな」


マッサンとは、正田 雅也。俺の少ない友人の一人だ。

マッサンの趣味はゲームと読書とアニメ観賞。

Theヲタクだ。


マッサンの紹介は置いといて。

家を出る。

前方にマンホール。

昨日の一件で改善されたはずだ、と言うことで俺は恐る恐るマンホールに足をかける。

マンホールは落ちなかった。

まあ、当たり前だ。そうそうマンホールが落ちるなんていう事故が起こってたまるか。

そして、小さくガッツポーズをする。


作者:「端から見たら変人でしかないよね」


うわー恥ずかし

割れながら恥ずかし

でも、不幸体質が改善してめでたしめでたしだね


第二関門

前方に解体現場

の前に道路を確認

鉄骨が刺さった後は有るものの、巨大な刃物が刺さったような後は一切残っていなかった。

流石は優秀な建築工学者さんと社蓄ワロターズ

そして本題に移る 

果たして鉄骨は降ってくるのか

俺は恐る恐る現場の前を通り過ぎる。

なにも起こらない。

めでたしめでたし。


そんなこんなでマッサンの家に到着。

マッサンは二階建ての一軒家に住んでいる。


『ピーンポーン』


ありふれたインターホンの電子音


『はい、』

「オレオレ」

『セールスと宗教とオレオレ詐偽はお引き取りください』

「誠治、誠治」

『誠治誠治詐偽も知りません』

「ちょっと、ホント出てきてくんない?」

『えー、今手を離したくないから無理』


そこは手が離せないって言えよ、なんだよ手を離したくないって完全にお前の願望だろ。その上で無理ってどんなだ


「じゃあ、上がるね」

『鍵かかってるよ』

「あっそう」


俺はドアに近づき、道具を使用して鍵を開ける。

一時流行ったから覚えたピッキングスキル

ここぐらいでしか役に立たないが・・・

大して時間がかからずにドアが開く


「おじゃましまーす」

「なんで勝手に開けるんだよ」

「鍵がかかってるから、かかってなければこんなことしない」

「だろうな。で?用はなんだ?」

「暇だった」

「特に用は無かったと?」

「まあ、その通り。とりあえずゲームしようぜ」

「じゃあ俺はアニメ観賞に戻るから」

「つれねーな」

「押し掛けてきて、ピッキングで入ってきたやつは客とは呼ばん、不審者と呼ぶ。分かったら帰れ」

「はー、じゃあゲームはまたの機会にするか。じゃあ今晩の25:00にあっちのハウスで」

「気が向いたら行くよ」


俺は無理矢理開けたドアから外へ出る


「今晩はポワドラかー」


俺は、ボワドラを倒す準備をすべく家に帰る


午後10時

俺は、金属質な輝きを放つプラスチックのヘルメットを被ってベッドに横たわっていた。

寝ているように見えるだろうが、寝ている訳ではない。

誰もがいつかやりたいと願いはじめて数年で急速に発達し急速に普及した技術フルダイブ技術、それは軍事、医療、経済、そしてエンターテイメントへ急速に普及しあっという間にあって当たり前の存在になっていた。


例の8/21に死んだ人もフルダイブしている最中に天井が落ちてきて亡くなったらしい・・・


が、不幸体質が治った俺には一切関係の無い話だ。


そして俺の目に移っているのは煉瓦造りの建物の中で暖炉がパチパチと音を立てて燃える様子と、青白いウインドに移った文字だ。


「これでよし、装備は万全、回復アイテムも十分に有る、人員も足りてる」


暖炉から少し離れた位置に置いたソファーに児童虐待反対と書いてある襷をかけた学ランを着て空を蹴る運動靴と言う白い運動靴を履

いたふざけた中学生みたいな男ことマッサンと近視のための眼鏡という黒い眼鏡を着けて白を基調として所々金色の装飾が入ったローブを来て古代ローマの人が履いていたようなサンダルを履いた天使みたいな格好で剣と弓と杖を並べて見ている男ことクラウンと今回頼み込んで来てもらった青い髪に黒い猫耳を着けて銀色の縁の細い眼鏡をかけて白いロングコートを着た男ミナズキ=k=ソウジというリアルでは知り合いじゃない、こっちだけの友達がいる。


「なー1:00まで待つのメンドイからさーもう行こうぜ」


口を開いたのはクラウンである。

1:00まであと二時間

準備は万端、いつでも行ける


「俺もそろそろ行きたいかな」


マッサンが言う


「同感だ」


ミナズキもそうらしい。


「それじゃあ行こうか」


俺たちは1と0で形成された部屋を出る


そして移動する事数分間


俺たちは、北方にあるダンジョンのボス部屋の前にいる。 

使い捨ての転送装置はすでに壊れて動かない。

もう後戻りは出来ない。

俺たちは、四頭の龍が描かれた扉を開く。

その扉はとてつもなく重く感じたが簡単に開いた。

その先には階段が有り上の階へ上っている。

俺たちは白い大理石で作られた階段を上る所々装飾が施された通路は幻想的で神聖にも感じられた。

階段の先には、空が広がっていた。


22:17


夜空が広がっている

その夜空の中に蒼い鱗で所々白い鱗で角や棘などの骨格が金色に輝く龍がいた。

天神龍ウェテルビウスという龍らしい

そんなことは随分前から知っている。

こんな龍はポワドラで十分だ


「皆、行くぞ!」


俺は、紅い片手用直剣クリムゾンエッジを構えて言い、走って跳んでポワドラの翼を斬りつける。

こいつのHPバーは三本

一本10000の計算でやつのHPは30000今のでHPバー一本の3%ぐらい減ったつまり今ので300のダメージを与えたことになる。

通常は600は軽くいくはずの攻撃はその半分で止められてしまった。

クラウンが光輝く矢を連続で射る

全て避けられ地面に刺さる。 

がそれでよかった、そこに頭上から巨大な剣を持ったマッサンが落ちてきてポワドラの頭に巨剣で斬りつける。

そしてマッサンは空中で止まり、巨剣で翼を斬りつけ部位破壊させる。


「鱗の無い場所は柔らかいな」

「当たり前だろ」


ソウジが黒い長剣でポワドラの翼を斬りつける。

これまででHPバーの一本が40%ぐらい減少した。


「これなら、いけるかも」


クラウンが詠唱を終了して光属性の巨大な球体を作り出しポワドラに向けて発射した。

光の球体はポワドラに命中すると同時に光を発し辺りを真っ白にする。

ポワドラのHPバーの一本が残り40%まで減っている。

さっきの球体で6000のダメージを叩き出したらしい。

そしてポワドラはスタンしている。


「今だ、削れ!」


クラウンが叫びながら白い剣を持って走りポワドラを斬りつける。

男たちが、各々剣を持って龍を斬りつける。

ポワドラがスタンから回復すると咆哮を上げる。

ポワドラの体表に雲が現れ雷が迸る。


「形態変化来たねー」

「皆、死ぬなよ」


ポワドラが雷を纏った空気の球を吐き出す。


「グッハッ、痛ったいなー」


雷がマッサンに命中した。

がマッサンのHPは対して減っていなかった。


「見たか児童虐待反対のタスキの力」


マッサンが自慢している

あのタスキ意味があったんだ


「法って言うのは最強の盾であり」


マッサンはポワドラを指差す


「最強の矛である。食らえ、執行猶予無し懲役ホールド7秒《7s》」


「畳み掛けるぞ」


クラウンが叫ぶ

男たちが走りだし、ポワドラを斬りつける。


クラウンは詠唱を開始する。

ソウジがポワドラの尻尾を破壊する。

マッサンが落下攻撃で尻尾を切断し、回収する。

俺は、ポワドラの顔面を斬りまくる。

クラウンは詠唱を完了させ、杖から緑色の閃光をマッサンに飛ばす

マッサンのHPバーが復活する。


「3.2.1.退避」


全員がポワドラから離れる

ポワドラから雷が溢れだしポワドラから半径15m圏内を焦がした。

ポワドラのHPバーの二本目が10%減少した。

あと19000

ポワドラの体表の雲から冷気が溢れだしフィールド全体を凍らせた。


「今度は雪か」

「いや・・・」


ポワドラが拳程度の大きさの氷を連続で吐き出し始めた。


「雹だな、マッサン頼む」

「了解」


マッサンはピッチングマシンと化したポワドラの前に飛び出し空中を蹴る

空気がサッカーボールのようになってポワドラの口に詰まった。


「さっ今の内に潰そう」


男たちが斬りかかりポワドラのHPをガリガリ削る

HPは二本目の半分を過ぎた


ポワドラの体表の色が変化し青黒くなり、体の雲が渦巻き始める。


「今度はなんだ?」

「あの動きは、竜巻だー!」

「全員、退避!」


次の瞬間ポワドラの周りの空気が一瞬で渦巻き始め巨大な竜巻となった。

巨大な竜巻は次々と小さい竜巻を吐き出し始めた。


「どうするよ」

「吹き飛ばしてやる」

「潰してやる」

「どうしたものか」

「マッサン、俺をあの竜巻の上に連れてってくれないか」

「まーいいけど。」


クラウンはマッサンに掴まり詠唱を開始する。 

マッサンはクラウンを掴んで昇っていく。


「・・・・・・ホーリーフレア!」


杖から巨大な火球、小さな太陽が出現して竜巻の真横に落下する。

そして竜巻の引力に引き込まれて竜巻ごとポワドラを燃やした。

ポワドラのHPがガリガリ減っていく二本目があと20%まで減った所で竜巻が止んだ


そして所々焦げたポワドラが出てきた。

男たちが斬りかかりポワドラのHPバーの二本目を削りきる。

三本目を削り始めるとポワドラの体表の色が変化して黒くなった。

ポワドラは濃い黒い雲を纒だした。


「あれはなんだろう」

「あれは曇りだ、しかも夜の・・・」


いい終える前にポワドラから黒い雲が吹き出し辺りを包み込む。


「クソっなにも見えねー。グッハッ」


ソウジがやられた


「なんて攻撃力だ、80%持ってかれた・・・すまんがあとは頼んだ」


直後、ソウジがいた場所に雲の隙間が出来た。

ポワドラの空気砲が当たったんだろう。


ソウジはやられてしまった。

別にこの世界では死なないが


「・・・・エアロバースト!」


突風が吹き荒れ雲を細切れにする


「・・・・フラッシュ!」


閃光が炸裂し辺りが明るくなる


「このポワドラが!死ね!!クリムゾンキャリバー!」


俺の剣に紅いエフェクトが輝き

ポワドラに向かって斬撃が飛び、顔面に直撃し左目を潰した。

間髪いれずに斬りまくる。

ポワドラが鋭い叫びを上げる

クラウンが矢を連続で射る

全て命中

マッサンが巨剣で腹部を斬りつける

ポワドラのHPは残り5000


ポワドラの体表の雲が消え失せ、透明な鎧が現れる。


「皆、ラストだ。サクッと殺そうや」

「了解だ」

「片付けるぞ」


俺は、クリムゾンキャリバーを連発する

大量の紅い斬撃がポワドラに向かって飛ぶ

ポワドラに大量の斬撃の一部が命中し

ポワドラが攻撃対象を俺にする。


「デンジャラスヘイトプル!」


マッサンがスキルを使用する。

敵のヘイトの全てが確実にマッサンの方に向かい、敵の攻撃力が上昇し自分の防御力が低下する自殺技。

ポワドラの爪の降り下ろしがマッサンに命中した。

マッサンのHPは残り10%

ポワドラの残り70%


「18秒止まっとけ、決めるぞ!」

「OKだ」

「詠唱完了」


クラウンの杖の先には巨大な炎の球が出現していた。

マッサンは昇っていく

俺は技を溜める


「チャージクラッシャー!」


マッサンが叫ぶ

マッサンの巨大な剣に白いエフェクトが輝き

巨大な剣をポワドラに向けて落下しつつ叩きつける

ポワドラの残りHP45%


「鮮紅の連閃」


俺が吼えるように言う

俺の剣に紅いエフェクトが輝き

システムのアシストのお陰で腕が勝手に動く、紅い斬撃を残しつつ斬りまくる12連撃残された斬撃にも辺り判定が有り最後に斬撃が中央に向けて飛び敵を切り刻む奥義技だ。

ポワドラのHPは残り20%


「サラマンダーの憤怒」


クラウンがめんどくさそうに言う

巨大な火球がポワドラを飲み込み焼き尽くし爆散する。

ポワドラのHPバーは削りきられた。

ポワドラはポリゴンの欠片となって飛び散る。 

大量の血液を飛び散らせて。


「終わったー」

「長いしキツいし全身ボロボロだ」

「もう魔力残ってない」

「なんかドロップしたかな?」

「天竜の剣だそうです」

「なんだ片手剣かーじゃあ俺はいらない。俺のはこの大剣だ」

「それ、もう巨剣です。僕もあんまり剣使わないからこれは誠治君が貰ってください。次のボスを全員無事で倒すために」

「じゃあ、遠慮なく頂く」


俺は、蒼と白を基調として所々金色の装飾の施された剣をアイテムストレージに収納する。 


「さっ、帰るか」


俺たちは、ハウスに帰るのだった。


誠治達が転移した直後に塔の下から青髪の少年が乗ったグリフォンが飛び上がってきたのは余談だ

もう暫く戦闘シーン書きたくない。

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