WSS 出現
作者:「今日から毎日更新します」
レン:「また何故に?」
作者:「最後だから」
誠治:「ラストスパートか…」
緑の閃光に続いて黒い長外套の人形が三人現れた。
「マサカ、キサマラトフタタビカオヲアワヘルコトニナルトハナ」
「トクニレン、キサマトワナ」
「コンドコソニドトフッカツデキナイヨウニシテヤロウ」
「さあ、最終決戦だよ。二人は引き受けてあげるから一人は頑張ってね」
そう言うとレンは姿を消し、WSSの三人も姿を消した。
そして一人はヒスイの後ろに現れてヒスイを拘束した。
「ようこそ僕のホームグラウンドへWSSのお二人さん」
「ココハ」
「君達の能力が使えないでしょ?だってここは君達の世界じゃないからね」
「ナニ!」
「ここは僕の世界、エリアスの中に作った空間だよ。ここでは君達はただの鉄屑に過ぎない、そして僕はここにおいては神界のどの神よりも全てに置いて段違いの能力を有するんだよ」
「クッハメラレタカ」
「さあ、大人しく僕にボコられてね」
レンは鎌をぶら下げて言い、一瞬で姿を消した、いや一瞬でWSSを挟んだ反対側に移動した。
レンは片手で鎌を振り回しながらWSSを鎌でなぶる
「反撃してこないの?でないとこのまま壊しちゃうよ?」
WSSも反撃しようとするが反撃を入れる前にレンの鎌が容赦なく叩き込まれ反撃できずにいた。
「君達みたいな機械人形には弱点が在ってさ、処理能力を越えた事が起こるとシステムがシャットダウンしちゃうんだよ」
そしてレンは更に速度を上げて鎌を振り回す。
すると二体のWSSの全身から金属片やオイルやパーツ等が火花と一緒に飛び散った
「君達の視界には今大量のウインドウが出てるでしょ?」
そして更に管が燃え上がり背中が爆発する。
「ごめんね、オイルの管に引火しちゃったらしい」
「キサマ…」
WSSの内の一体は一言
だけ言うと急に動かなくなった。
そしてもう一体は頭部から紫電が走って動かなくなった。
「ついでにもう一体にもいたずらするか…」
レンは転移する。
転移した先は全面鉄板が敷き詰めてある部屋で、かなり涼しい。
部屋の奥には大きなサーバーがところ狭しと並んでいて手前にはホログラフ式の旧式PCがズラーっと並んでいる。
その中の一台のキーボードをレンは叩く。
「これでよしと、楽しい混沌を僕に見せておくれ誠治君やい」
「キサマラノナカデタタカエルノハコノレントコノオンナノミ、レンガイナイノナラコノオンナヲオサエテシマエバキサマラノショウリハキエウセル」
「くっ卑怯なっ」
「ナントデモイウガイイ、キサマハキエウセルウンメイナノダ」
「そんな事は知ったこっちゃないな」
誠治は地面に転がっていたヒスイの分身の鎌を拾う。
それはとても重く、持ち上げるだけでも一苦労な代物だった。
まるで刈る相手の命を感じさせるような重さだった。
「この程度の重さ耐えれずにどうする、これでもこの刃を掻い潜ってきたんだ」
誠治は鎌を肩に担ぐ
「ソンナオボツカナイアシデナニヲスルツモリダ?ジブンノクビデモカルノカ?」
「刈る首はそこに在るだろ、この偽ターミ○ーター」
「ククク、ワラワセテクレル」
誠治は鎌を降り下ろすがWSSは軽く避ける
「ソンナモノアタルワケナイダロ」
「当たる当たらないの問題じゃない。当てるんだよ」
「何時までかかってんの?僕もう終わったよ」
レンは糸の切れた操り人形のようにぐったりしたWSSを引き摺って現れた。
「そいつの移動能力を解除したからねって、ヒスイちゃん人質になってんじゃん。君が人質になるの?誠治君がなるならわからんでもないけどさ~」
「ドコマデモイマイマシイヤツダ。ダガセイジキサマニワレヲコワセルカ?ワレヲコワセバコノセカイノイジノウリョクガイッセイニテイシスル。ツマリキサマガモトメタ【ニチジョウ】ハトキヲトメスベテガスイホウニキスゾ?」
「何を言って…」
「タダジジツヲノベタノミ」
「誠治君、君が選べばいいよ。ヒスイ君を見殺しにして望み通り今まで通りに過ぎ去り行く日常を送るのか、WSSを壊して日常を壊してヒスイ君を助けるのか、君が自分を犠牲にして日常とヒスイ君を助けるのか、君が選んでね。僕は君がどの選択をしたとしても快く君の手伝いをしよう」




