思考回路
時を刻むのを止めた腕時計
12をさして世界から逃避中
闇夜に紛れそうな黒猫が
バスを待っていた
自分の前を通り過ぎていった
その後
おきた衝突事故
それを眺めながら
中途半端な笑みを野次馬の中で一人浮かべる
何かが変われば
自分も変われるだろうか
なんて自問自答をしてみる
衝突事故にまきこまれたら
自分は変われていた?
なんて
死ぬこともできないから
自分が生きてるのに
とか、いろいろ
考えてしまう
結局
自分は終わりには
たどりつかないのだろうけど