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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

明日ありと思う心の仇桜 ~ひっそりと二度目の人生、こっそりとざまぁいたします~

作者: 三香

死の表現があります。

ご注意をお願いいたします。

 今日の過去に昨日がある。

 今日の未来に明日があると思っていたけれども、そうではなかった。それは間違いだったと、同じ日常が唐突に途切れることがあるのだと私は一度目の人生で知った。


 私は日本という平和な国で生まれて、ありふれた何でもない日常が幸福だったのだと思うこともなく、両親の庇護のもと雛鳥のように守られていた。


 両親がいて、双子の兄がいて、年の離れた1歳児の愛らしい妹がいて、私と兄は競うように妹のお世話を可愛い可愛いとする毎日だった。


 その日は、妹が卵ボーロをあーんと小さな口で食べるのをうっとりと眺めていた。妹のたんぽぽの綿毛みたいなふわふわの髪の毛、桃色のぷるるんの唇。兄と二人で前列かぶり付きで妹を見る私たちを、両親は微笑ましげに目を和ませていた。


 あい、と天使の指が卵ボーロを私に差し出してくれた。


 ありがたく両手で受けて、口に含む。

 口溶けの良い卵ボーロは口の中でホロリと崩れて、まるで口の中が子どもに戻ったみたいな柔らかな甘さで満たされた。


 その時、妹を中心として魔法陣のようなものが突然に出現した。とっさに行動できたことは奇跡に近かった。私は妹のベビーチェアを兄の方へドン! と押した。


 魔法陣の光が、妹のかわりに私を包み込む。

 

 両親の叫び声。

 兄が私の名前を呼ぶ。


 兄が片手に妹を抱きしめ、片手を私へと伸ばす。が、魔法陣の光に弾かれる。空気に亀裂が入るような泣き声が響いた。


 そうして、私は異世界に召喚という名前の誘拐をされたのだった。


 そこで、喉の奥からこみあげてくる叫びを声にする事も呼吸ひとつの涙を落とす事もできずに、奴隷の首輪をはめられて。召喚された王国の聖女として国を救うように、と煌びやかな装いの美形の王子から命令をされて。


 私は17歳で召喚されて、全ての魔力を搾り取られて18歳の誕生日に死んだ。意識などもうなかったはずなのに、コトリと隷属の首輪が外れた音を私の耳は聴いていた。妹がこんな目にあわずに良かった、と思いながら私は痩せ細って死んだのだった。


 で、因果が巡ったのかどうかは知らないが。


 私は、私を召喚して殺した美形の王子の娘として生まれたのである。


 どうして!? と花の蕾のような小さなこぶしで小餅みたいな頬っぺたをムニュとして、ムンクの絵のように叫びたかったけれども赤ちゃんだからオギャーと泣くしかなかった。


 寝ハゲがチャーミングと母親にちやほやされながら、コロンとまるくなって愛らしさの極致のフォルムで寝て。

「この匂い最高!」と猫吸いならぬ赤ちゃん吸いを母親にスハスハされ、わかるわ~、私も妹にしたもの、とぽっこりお腹でうんうん頷き。

 華奢な肩にオムツでふくらんだ大きなお尻。パンダの赤ちゃんにも負けないストップ高のぽわんぽわんの可愛さ全開の赤ちゃん生活は、考える時間はたっぷりあった。


 そして、もし元聖女だとバレれば、また魔力を搾取される可能性もあると結論をだした私は、ひっそりと王女として生きることを決心した。


 そう、ひっそり。

 だって私は王子の11番目の娘だったから。

 なんと王子は国王に即位して、豪華絢爛な100人もの美女が暮らす後宮を作っていたのである。


 花が咲き、蝶が飛び、小さな森さえも内包する贅を尽くした広大な後宮で。


 美人の母親は賢く、可もなく不可もなしの存在となっていた。苛烈な上位争いをする地位でもなく、虐げられる下位の地位でもなく、ほどほどの地位を保って後宮で目立たぬようにしていたのだ。


 おかげで私は、兄弟の王子王女と仲良くなることもなかったが苛められることもなかった。


 そうして私は閉ざされた後宮で成長し、注目度の薄いそこそこの王女として16歳となった。




 ふと、私は水の匂いを感じた。


 太陽が君臨する空を見上げると、雨を予感させる黒っぽい灰色の雲が近づいて来ていた。長く泣く雲ではない、と思ったが濡れるのも嫌なので草木の寝床である森を急ぎ足で歩いた。

 背の高い木々の青葉が波濤の如く風にうねった。波しぶきのように翻って落ちた落葉が散らばる湿った土を踏む。ひやり、と朝露に濡れた蝶々のように不安定にゆらぐ空気が足元から伝わった。


 後宮は、堅牢な城壁みたいな石垣がぐるりと屏風みたいにめぐらされているが、森の外れの石垣は雨露と長い時間にさらされ崩れて穴が開いている場所があって、私はそこから王宮の外へ出ていた。


「よいしょ」

 穴は大きな石を使って塞いでいるから、誰にも発見されることはなかった。


「あ、いた。レリィジェリン」

 ーー今までは。

「後宮外ではレリと呼んでよ。クラウス」


 外壁の近く、枝の先まで花をつけた大きな古木の花陰に重なるように立っていたクラウスが駆け寄ってくる。


 クラウスは、私の前に召喚されて殺された人間だった。


 召喚は10年に1回。


 だからクラウスは私より10歳年上で、父王の弟である公爵の息子として生まれていた。どうやら召喚された者は、王家の血筋として二度目の人生を授けられるらしい。


 ずっとずっと前に召喚された人が、消滅してしまう魂を救うために召喚した王族たちとの繋がりを使って、魂と王族の血筋との紐付けをしたのだ。もちろん王家は、このことを知らない。自分たちが殺してきた聖人や聖女が、王子や王女として誕生していることを。


 王女の地位を利用して王家のことや、王国を守る守護石のことを調べている時に、その記述のある書物を読んだのだ。転生者のみが、本自体の存在を認知できる魔法がかかった隠された本だった。

 その時に、やはり王家のことや召喚の魔法陣のことやらを密かに調査していたクラウスと知り合い、目的を同じとする者として協力することとなったのである。


 私をちびっこ王女と呼んでいたくせに、いつの間にかクラウスは私の婚約者となり、堂々と私を溺愛するようになっていた。


 だからこそ、父王にも王家にも私は復讐しなければならない。私とクラウスのふたりの未来のために。


 それに私の10年後に召喚されて、たった6歳で殺された異母弟のために。


 王族に転生しても目印などないから、誰が転生者かわからない。年齢的に合致する、私の10歳下の王族は5人もいたから注意は向けていたのだが。死んだ異母弟は正妃腹で、次代の王座をめぐる勢力争いに巻き込まれて暗殺されてしまったのだった。


 異母弟の部屋を片付けていた侍女が折り鶴を見つけて、珍しい紙のおもちゃ、と侍女たちの間で話題となり私の耳に届いた時には、もう……。


 王国には紙を折って様々な形を作って遊ぶ折り紙という遊び方はない。確かめる術はないが、おそらく異母弟は転生者だったのだろう。折り鶴の他にも紙風船や紙の手裏剣や紙の花などの折り紙を、仲の良い兄弟に作ってあげていたと亡くなってから侍女から聞いた。

 私が異母兄弟たちともっと交流をしていれば助けられたかもしれない、と錆びたナイフが胸に突き刺さったみたいな後悔が焼きつけられた。


 それにクラウスの10年前に召喚された、年齢的にも当てはまる転生者らしき王族も亡くなっていた。


 たぶん、転生して生き残っているのは私とクラウスだけなのだろう。


 書庫の、あの隠された本にたどり着けた転生者たちの言葉も本の後ろにたくさん遺っていた。日本の家族に会いたい、日本に帰りたい、と。

 それから彼らが調べた成果や隠し財産の在りかも。


 おかげで私とクラウスは、次に召喚される犠牲者を阻止する計画をたてることができた。


 目的は召喚陣の破壊。

 そして、隷属の首輪を王族全員に装着させること。


 現在は豊かな王国だが、王国の大地は本当は農耕に適した土地ではなかった。それを王国の初代国王が守護石をつくり、守護石に王族の魔力を貯蔵して王国全土に魔力を流すことによって、豊穣の大地へと作り変えたのである。


 ただし問題があった。

 守護石に魔力を注入できるのは初代国王と血縁にある王族だけで、そして魔力を注ぐ行為は苦痛を伴うのだ。文字通り、絞り、水分を取り出すみたいに魔力を搾り取るのだから。 


 初代国王も天才だったが、6代目国王も天才だったのだろう。


 6代目国王は、苦しむ王族の身代わりとなれる魔力を所有する者を召喚する魔法陣を創出したのである。


 異世界から呼び出した聖人と聖女は王族よりも魔力が豊富で、ひとりの聖人あるいは聖女から王国に必要な魔力の10年分を搾り取ることができた。


 そうして過去の聖人も聖女も。

 私も、クラウスも、苦しんで苦しんで死んだのだ。

 唯一の救いは、妹にこの苦痛を味わわせずにすんだ事だけだった。


 逃げることはできなかった。召喚された時に、押さえつけられて隷属の首輪をはめられていたから。クラウスの前世は空手と剣道の有段者であったらしいが、一対多勢で抵抗もままならなかったそうだ。


 召喚された時、私は17歳、クラウスは28歳だった。20歳の人も55歳の人も5歳の幼児もよちよち歩きの赤ちゃんもいた。皆、数日から長くて1年の間に死んだのだ。100年で10人の人が、200年で20人が、300年で30人が。


 たったの30人。少ない犠牲と?

 たったの30人。効率の良い犠牲と?

 たったの30人を犠牲にするだけで平和で豊穣な300年であったのだから、と?


 それは王族の、王国側の言い分だ。

 私もクラウスも、過去の聖人も聖女も誰ひとりとして奴隷になって苦痛の果てに死ぬことなど望みはしなかった。無関係なのだ。この世界とも、この王国とも、縁も恩も血もあらゆるものが無関係であるというのに、なぜ私たちが犠牲にならなければならないのだ?


 そして私たちに宣ったように「王国の役に立つことを名誉とせよ」と、日本に残された家族にも言うのか?

 5歳の幼子を、歩き始めたばかりの赤ちゃんを奪われた母親にも?


 母親たちが「悦ばしいこと」と言うとでも?


 だから、元に戻すのである。


 守護石には王族の魔力を。

 王国の奴隷の役目は王族に。


 実は準備はすでに終わっているのだ。


 初代国王も6代目国王も天才だったのだろうが、王族の血に転生できるように魂の結び付けをした300年前に召喚された人はさらなる大天才だったのだろう。


 どのような仕組みなのか構造なのかは理解できないが、守護石に王族にも気付かれぬ細工があり、転生者が魔力を注ぐことによって発動するようになっていた。王国の豊饒のための魔力の搾取の時と異なり、この魔力を注ぐ時は苦痛がなかった。ただし発動するためには莫大な魔力が必要とされ、多くの転生者が長い年月をかけて秘密裏に注ぎ続けてきたのだった。


 それが、もう発動できる状態になっているのである。


 しかし発動した者はいなかった。

 たとえるならば〈スイッチを押す覚悟〉を求められるからである。


 発動すれば、王国内の王族が全員奴隷となる。それこそ生まれたばかりの赤ちゃんまで誕生した瞬間、魔法により魔力でつくられた奴隷の首輪がはめられて、守護石に魔力を供給するための隷属状態となってしまうのだ。


 代々の転生者が躊躇った気持ちはわかるが、私は迷わなかった。クラウスも。


 王族の赤ちゃんが、と言うならば私の妹だって1歳だった。1歳の妹を殺すために召喚しようとした王族を、私は許すことができないのだ。


 それに魔法陣を破壊しなければ、前世の世界からの犠牲者は増えるだけである。


 王族側の条件もかわった。

 300年間で王族の人数が増加して、初代国王の血に繋がる者は200人以上いるようになった。人数が多ければ一人あたりの負担も減る。


 奴隷の首輪によって魔力が搾り取られる苦痛は毎日あっても、死ぬことはないだろう。ただし一日中、疲労感や倦怠感、眩暈、嘔吐、頭痛などの体調不良状態となり、動くことも怠くて寝付く日々となるだろうが。


 国政は国王のかわりに、貴族たちが喜んで政務を担うだろうし。


 後宮の外壁が高く長く頑丈であるのは、外からの侵入を防ぐ目的ではないのだ。内の王族を逃亡させないための城壁だったのである、300年前までは。


 今、本来の役割に戻るだけなのだ。


 そもそも初代国王の選択が、正しいか正しくないかの基準に沿って判断した場合、賢明であったのか私には即答できない。貧しく飢えた国を繁栄へと導く手段が守護石という、生け贄のような犠牲者ありきの方法が。


 何代か前の転生者の王族が、守護石に頼らず自分たちの力で土壌を改善したり肥料や水問題などをよりよくしようと図ったが、失敗した。快適な生活があるのに苦労して貧しくなる道を選ぶ者などいなかったのだ。譲歩の余地さえなかったのである。


 この王国は、掌中の栄華を他人を生け贄にしても手放さない国なのだ。

 それが召喚された聖人や聖女であろうと。

 自国の王族であろうと。


 クラウスが、私が抜け出した外壁の穴をしっかりと塞ぐ。二度と使用することのない穴なので、完璧に穴自体を魔法で消した。


「レリ、荷物を持つよ」

 差し出された手は、卵ボーロを握った妹の天使の手ではない。クラウスのたくましく力強い手だ。でも、妹と同じくらい優しい。

「ありがとう、クラウス」


 私たちは、今日こっそりと王都から旅立つ。

〈スイッチを押した〉のだ。


 今夜、召喚陣は破壊され同時に王都中のいや王国中の王族の首に、守護石に貯められた魔力によってつくられた奴隷の首輪が装置される。いきなり首に高密度の魔力が集まり奴隷の首輪に変化するので、足掻くことすら難しいだろう。


 守護石を主として、王族を奴隷と固定する術式が夜の0時に発動される仕様になっているのだ。以降は、生まれてくる王族も自動的に奴隷の首輪がはめられていく。


 ただし転生者の王族はその対象にはならない。

 徹底的に破壊される召喚陣も修復はできない。


「レリの母上から連絡はあったかい?」

 私の母親は年齢を理由に後宮から出る許可がおりたのだ。そして母親をしぶとく待っていた幼なじみと結婚して、王国から出国したのだった。

「うん、手紙がきた。もう後宮に入って実家に利益はもたらしたし次は自分が幸福になりたいって、さっさと幼なじみさんと結婚して隣国に行っちゃったけど、毎日楽しいみたい」

「それは良かった」


「さて、僕らも急ごうか。雨が降りそうだ」

「通り雨じゃない?」

「いや、あちらの空にも雨雲が広がっている。今夜は嵐になるかも知れない」


 私は空を仰いだ。

 森で見た時はちぎれて散らばっていた黒い雲は、どんよりと頭の上にのしかかり青かった空を急速に閉じようとしていた。


「大変! 急いで王都から出ましょう! 転生者の王族が遺してくれた隠し財産の王都分は回収したから、えーと、次は4代前の王弟だった人の領地の隠し財産の回収よね?」

「レリも楽しい?」

「もちろんよ、宝探しはロマンの塊だもの。楽しいわ、でもお金よりも安全第一でサクサク王国から出た方がいいかも?」


「そうだね、明日の状況次第だね」

 うん、と頷いて私はクラウスと手をつないで歩きはじめた。手からクラウスの体温が伝わる。あたたかさが愛おしい。優しくクラウスが指と指を絡めてくれる。


「クラウス、好きよ」

 引き寄せられて抱きしめられる。背中に腕をまわされ身動きできない私にクラウスがささやく。祈るように、真摯な声音で。

「レリ、好きだ。愛しているよ。この世界で僕にとって意味のあるものはレリだけだ。レリ、生まれてきてくれてありがとう。ずっといっしょにいようね」


 私はクラウスの言葉に、うん、ともう一度頷いた。クラウスの腕の中で。クラウスの髪の、クラウスの顔の、クラウスの肩の、クラウスの胸の、クラウスの両腕の、クラウスの両足の、クラウスの全ての感触を指先で確かめる。信頼できて安心できて、私の大好きな人。

「ずっといっしょね」

 ぎゅっ、と私は世界でふたりぼっちの転生者の一人であるクラウスにしがみついた。


 花風が吹きそよいで古木の花々を揺らした。

 ひらひらと花が宙を散る。

 漂い、翻り、ひとひらふたひら花弁が舞う。

 私とクラウスの上に花が雨のように降った。


 豊かな王国の頂点で贅沢に暮らす王族たち。

 しかし、明日になればーーーー枝々がしなるほどの満開の盛りの花が一夜の嵐で散るように、明日になれば。




 ーー明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかはーー前世の私が、妹に会いたい、兄に会いたい、両親に会いたいと、道の途絶えた孤島のように踞って心の奥底で泣いていた。

 うつむいて。

 明日、藍の色の夜明けとともに目覚める夢であればいいのに、と。


 けれども、懐かしい声が聞こえた。


 初めての愛の始まりをくれた家族の、懐かしい声が「幸せになるんだよ」と微笑んだ気がした。


 明日、明後日、その先でまた会えますように。

読んで下さりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
苛烈な聖女様から入って順番に読み進めています。まだ途中ですが楽しく読ませて頂いております。 今後産まれてくる王族は、できれは今まで召喚を積極的に推し進めてきた過去の王族や国民の魂の永遠の転生であれば……
[良い点] 楽しく読ませてもらいました。 因果応報というか、納得の結末ですね。 [気になる点] 自分のことしか考えていない王族たちですから、守護石を破壊して苦しみから逃れようと考えることもあるかも? …
[良い点] キチンとした復讐になっていて満足でした。 [気になる点] 国民にもザマーを期待できますよね? [一言] 何度読んでも心に沁みました。 王国のその後が知りたいですね。 因果応報でしょうけ…
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