表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

はじめての海

作者: アリス

星のあかりに出会ってから、あれから3ヶ月経っていました。今は、もう7月。幼稚園も小学校も夏休みでお休みです。

今年は、お母さんの方のおばあちゃんの家に行くのです。そして、おばあちゃんの家のそばには、大海(だいかい)という海があります。

だから、きみよたちは、はじめての海に行くのです。[というのも、前におばあちゃんの家に行った時、きみよは、2才、きみこは、1才だったので、海で泳げなかったのです。]

そして、ついに明日はまちに待ったおばあちゃんの家に行く日です。

だから、きみよ達は、大忙し。

その日の夜、いつもなら、8時に寝るのに、今日は7時に寝ました。

次の日は、皆5時に起きました。

朝食を食べて、準備をして[着換えしたりとか]荷物を持って、さあ、出発です。

はじめに電車に乗りました。席がありました。東京で乗り換えするのですが、おばあちゃんの家に行くまで長いこと、長いこと。きみよは、本を読むことにしました。でも、本を読んでいたら、気持ち悪くなってしまったのでやめました。電車酔いをしてしまったようです。しかたなく、景色を見ていました。そうすると、海だ。きみよの目に見えたのは、青い色に緑が混じった海がありました。

きみ子というと、女の子の絵を書いていました。

でも、電車に乗っているので、揺れるのなんのって!

だから、絵がグチャグチャになってきみ子はむしゃくしゃしていました。

そして、お母さんとお父さんといえば、楽しそうに話をしていました。

電車が大きく揺れました。

ある駅に止まったのです。

プシュー、という音とともに、戸が開きました。そして今の揺れで、めちゃめちゃになったので、きみ子のかんしゃく玉が破裂しました。

「もう」ときみ子が怒って言いました。

「どうしたの?」とお母さん。

「絵画が駄目になった」ときみ子。

「また描けるから」とお母さんが慰めました。「次が到着地よ」

電車から降りて、少し歩いて、タクシーの方に向かました。

タクシーに行き先を告げて、タクシーに乗りこみました。

おばあちゃんの家に着きました。

呼び鈴を鳴らすと、おばあちゃんが出て来ました。

「道中大丈夫だったかい?」とおばあちゃん。

「はい。お義母さん」とお父さん。

おじいちゃんも出てきて、きみよ達が来た事を喜びました。

お昼ご飯を食べて、いよいよ海です。

その日は、かっこうの海日和。気温が高いです。

きみよときみ子とお父さんとお母さんは水着を着ました。上に洋服をはおり、海へと出かけました。

はじめての海。

きみよは、気持ちがうきうきしました。

海に着きました。

行ったり来たり。海は引いては、来ていました。

ゴーグルをつけて、きみよときみ子は、海に入りました。

『気持ちいい』

ときみよは思いました。

「遠くまで行っちゃ駄目だぞ」

とお父さんが近くで言いました。

しばらく泳いでいた二人。


「そろそろ帰るぞ」とお父さん。

そうして、おばあちゃんの家に向かうきみよ達。

はじめての海は、きみよときみ子にとってよい想い出になったのでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ