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雪が溶ける前に  作者: 山口
16/17

答え合わせ

初めてのミステリー、ホラー内容に突撃します。

日記を読んだ。


「4月10日〇曜日。私はある男子に心を惹かれている。いつか想いを伝えたい。(略)」


「4月15日×曜日。翔の特技がスポーツとベースらしい。スポーツは私は苦手だし、性別違うから使えないだろう。やったことないがベースに決めた。軽音部に入ってベースを買った。翔は部活はいらないのか。てっきり軽音部だと思った。」



「4月××日〇曜日。学級委員を決めた。男子は翔の推薦で一瞬で決まった。女子は紗奈が推薦された。ここで委員になれば翔に近づける。私は立候補した。軽音の発表もありら忙しくてできないんじゃないかと心配されたがそんなのは無視をした。」


「5月○○日 〇曜日。二人で文化祭の調べ物だ。調べなければいけないマイナーな内容を提案してよかった。必死に調べたいた翔に隠れて、縁結びの神社を探したよ。」


「7月〇日 土曜日。 今日から文化祭だ。と思ったら玲奈が翔を狙ってると告白された。彼女に取られるわけには行かない。ゴミ出しに呼び出し脅すつもりだった。だが細い内容を聞くうちに、私が翔を好きなのがバレてる気がした。明らかに遠ざけようとしている。痛い目を見せなきゃ行けないと思った。靴のかかとを踏み転ばせるつもりだった。まさか階段から落ちるとは思わなかったが、結局翔と二人きりになれたて、敵が消えたのだからよかった。玲奈の具合がどうとか正直どうでもいい。」


「8月1日 〇曜日。健に6人でキャンプに行こうと誘われた。今月すぐあるらしい。翔に近づくチャンスがまたやってきた。

健に近づき、仲良しグループに入れてもらったおかげだ。」


「8月△日 〇曜日。昨日キャンプにいった。踏むと足が挟まれる罠を自作し持っていった、威力は抜群だ。夜におやつが尽きるように逆算し夕食の残飯とともに菓子を捨てた。想定通りの展開になったのだが、全てが思い通りには行かなかった。


罠にハマったのは健だった。あいつも馬鹿なのか。玲奈を苦しめるはずが、私に協力的な健が怪我したのは申し訳ない。翔が率先して治療してくれたおかげで健は助かったが、翔が玲奈を意識してるのが伝わった。」



「12月2×日 金曜日。6人でイルミネーションを見た。翔の隣に行きたかったが玲奈が邪魔で行けない。サッカーのポジション取りのような見えない攻防に全く手が出なかった。玲奈の方が一枚上手だった。でも気持ちでは負けない


玲奈からメッセージが来た。翔に告白するつもりらしい。向こうは純粋なのか何かを計算してるのか、そもそもお前なんて眼中に無いという意志なのか。分からないがこっちもいいことを聞いた。告白の日を引き伸ばすためにバレンタインを推した。雪が溶ける前にどうにかしなければ。」

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